ITFジュニアテニス・グレードA大会
■Wimbledon 2011, Wimbledon, Great Britain (Grass)
25日、ウィンブルドン選手権(芝)のジュニア部門が始まり、男子シングルスではジュニア世界ランク37位の内田海智(16歳)が第3シードで同4位のDELLIEN, Hugo(18歳、ボリビア)を、7-6(7-4) 6-1 のストレートで下す金星を挙げた。


この試合、内田は上位ランクの選手に、相手の7個を上回る22個のウィナー(エース)を決めストレートで快勝した。全仏ジュニアでも初戦でシード選手を下しており(2回戦で敗退)、今大会でも活躍が期待される。内田は昨年秋に行われたジュニア・デビスカップではエースとして活躍、日本を優勝に導いている。
女子シングルスには、日本勢から6選手が参加。初日は、小和瀬望帆(16歳)と穂積絵莉(17歳)が1回戦に臨んだが、残念ながらともにストレート負けを喫した。
ウィンブルドン選手権のジュニア部門は、男女ともにシングルスのドロー数が64、ダブルスが32で行われている。
一般の部門で3回戦に進出した土居美咲(20歳)も、ジュニア部門を踏み台に世界に羽ばたいている。この舞台から、将来の日本を背負う選手が輩出されることを期待したい。
◆関連サイト
ジュニア世界ツアーの仕組み
ライブスコア(大会公式サイト)

GA:Wimbledon 2011

男子シングルス
1回戦

○内田海智 7-6(4) 6-1 ●DELLIEN, Hugo(ボリビア)[3]

女子シングルス
1回戦

加藤未唯 vs DUVAL, Victoria(米国)[16]
尾崎里紗 vs JABEUR, Ons(チュニジア)[4](W)
日比野菜緒 vs DUNNE, Katy(英国)(W)
○VAN UYTVANCK, Alison(ベルギー)[10] 6-3 6-0 ●小和瀬望帆
○BORTHWICK, Daneika(英国)(W) 6-2 6-2 ●穂積絵莉
二宮真琴 vs STEPHENSON, Francesca(英国)

男子ダブルス
1回戦

内田海智/NOVIKOV, Dennis(米国) vs BROADY, Liam(英国)/HORANSKY, Filip(スロバキア)[4]

女子ダブルス
1回戦

足立真美/沢柳璃子 vs GAVRILOVA, Daria(ロシア)/SALNIKOVA, Daria(ロシア)[1]
穂積絵莉/加藤未唯 vs HERRING, Lauren(米国)/KEYS, Madison(米国)
二宮真琴/尾崎里紗 vs BOSIO, Victoria(アルゼンチン)/KU FLORES, Patricia Iveth(ペルー)[7]
DINU, Cristina(ルーマニア)/日比野菜緒 vs HARRISON, Catherine(米国)/MAKAROVA, Christina(米国)
BARTY, Ashleigh(オーストラリア)/小和瀬望帆[4] vs DE VROOME, Indy(オランダ)/ROHANOVA, Petra(チェコ)
※カッコ[ ]内数字はシード順位、W:主催者推薦出場