10日、男子テニスの国別対抗戦、デビスカップのアジア・オセアニアゾーン・グループⅠの2回戦、日本対ウズベキスタン戦が、兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で最終日を迎え、日本は錦織圭(21歳)が、デニス・イストミン(24歳)を、6-7(5-7) 7-5 6-4 6-3の逆転で下し、3勝1敗で日本の勝利を決定。ワールドグループへのプレーオフ(入替戦)進出を決めた。
日本2勝1敗のリードで迎えた最終日。エース同士の一戦、世界ランク50位の錦織は、同ランク68位のイストミンと対戦、第1セットはタイブレークで落とすも、続く3つのセットを連取、日本の勝利を決めた。
室内コートながら空調設備の無い高温多湿の会場で、錦織は単複で大活躍、日本チームの柱として大車輪の活躍を見せた。
勝った日本は、2007年以来となるワールドグループとのプレーオフに進出した。
2007年は、ルーマニアに2勝1敗で迎えた最終日に逆転負けを喫しワールドグループ入りを逃しているだけに、今年は、1985年以来となるワールドグループへの復帰に期待が高まる。
プレーオフは、9月16日から18日の日程で行われ、ワールドグループ1回戦の敗者8チームと、各地域グループ1の上位チームの8チーム、合計16チームで行われる。
女子の国別対抗戦フェドカップでは、日本がワールドグループ2とのプレーオフ(入替戦)、アルゼンチン戦に進んでおり、男女ともにワールドグループとのプレーオフに進出する結果となった
女子のプレーオフは同じ会場で、7月16日から17日の日程で行われる。
デビスカップ2011・アジア/オセアニアゾーン・グループⅠ 2回戦
○日本 4-1 ●ウズベキスタン
7月8日(金)
シングルス1 ●伊藤竜馬 4-6 4-6 4-6 ○デニス・イストミン
シングルス2 ○錦織圭 6-7(3) 6-3 6-1 リタイア ●ファリヒ・ドゥストフ
7月9日(土)
ダブルス ○錦織圭/添田豪 7-5 7-6(5) 7-5 ●デニス・イストミン/ムラド・イノヤトフ
7月10日(日)
シングルス1 ○錦織圭 6-7(5) 7-5 6-4 6-3 ●デニス・イストミン
シングルス2 ○添田豪 7-5 6-0 ●サルバル・イクラモフ
※消化試合となったシングルス2は、メンバーを変えて3セットマッチで実施されました。