13日、男子テニスの国別対抗戦、デビスカップのワールドグループとのプレーオフ(入替戦)の抽選会が行われ、日本の対戦相手はインドに決定した。


アジア・オセアニアゾーン・グループ1の2回戦で、エース錦織圭(21歳)率いる日本は、ウズベキスタンを4-1で下しプレーオフ進出を決めた。念願のワールドグループ復帰への対戦相手は宿敵、インドに決まった。
インドは、16カ国から構成されるワールドグループの1回戦で、セルビアに1-4で敗れプレーオフに回ってきた。(セルビアは現在、準決勝に進出)
インドのエースは、世界ランク65位のソムデブ・デバーマン(26歳)。両国の対戦成績は、18勝3敗でインドが大きくリードしており、直近では2008年に敵地のグラスコートで対戦、日本が2-3で敗れている。
両国のエース、錦織とデバーマンの過去の対戦はなく、両者は、先のウィンブルドン選手権ではペアとしてダブルスに出場、2回戦進出を果たしている。(両国の出場メンバーは未発表)
国別ランキングでは、日本は23位(今回の勝利で26位からランクアップ)。一方のインドは14位となっている。
日本は、2007年以来となるワールドグループとのプレーオフになる。2007年は、ルーマニアに2勝1敗リードで迎えた最終日に逆転負けを喫しワールドグループ入りを逃しているだけに、今年は、1985年以来となるワールドグループへの復帰に期待が高まる。
プレーオフは、9月16日から3日間の日程で、日本で行われる。
また、日本と同じくプレーオフに進出したロジャー・フェデラー(29歳)率いるスイスは、オーストラリアと対戦が決まった。
一方、女子の国別対抗戦フェドカップでは、今週7月16日・17日の日程で、日本がワールドグループ2とのプレーオフ(入替戦)で、アルゼンチンと戦う。戦いの場は兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)となっている。
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