16日、女子テニスの国別対抗戦、フェドカップのワールドグループ2とのプレーオフ(入替戦)、日本対アルゼンチン戦の初日が、兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で行われ、日本はシングルスで2勝、早くもワールドグループ復帰に王手をかけた。


第1試合には、世界ランク同107位の土居美咲(20歳)が登場。アルゼンチンの第1シングルス、同287位のマリア・イリゴエン(24歳)と対戦、6-0 6-0 と1ゲームも与えることなく試合時間僅かに50分で圧倒、日本に1勝目をもたらした。土居はサービスエース10本を含むウィナー(エース)19本を数え、ウィンブルドン選手権3回戦進出の実力を遺憾なく発揮した。
訂正:土居美咲がフェドカップ初出場の記述は誤りのため削除させて頂きました。
続く第2試合、日本のエースで世界ランク47位の森田あゆみ(21歳)も、同322位のミレン・オルー(22歳)を、6-2 6-3 のストレートで下し2勝目、日本のワールドグループ復帰まで、あと1勝とした。
最高の立ち上がりをみせた日本。2日目は、シングルスの相手を変えて2試合(「リバースシングルス」という)と、ダブルス1試合が行われる。日本は、あと1勝を挙げれば、2009年以来となるワールドグループ2復帰となる。
フェドカップは、世界の強豪が集まるワールドグループ1の8カ国を頂点に、ワールドグループ2の8か国が続き、その下に地域毎のゾーングループが続き構成される。今年日本は、アジア/オセアニアゾーン1を戦って首位通過、今回のプレーオフに臨んでいる。
◆関連サイト
ライブスコア(フェドカップ公式サイト)
フェドカップ(FED CUP)の仕組み

フェドカップ2011・ワールドグループ2 プレーオフ

日本 2-0 アルゼンチン

7月16日(土)

シングルス1  ○土居美咲 6-0 6-0 ●マリア・イリゴエン
シングルス2  ○森田あゆみ 6-2 6-3 ●ミレン・オルー

7月17日(日) 午後1時開始

シングルス1  森田あゆみ vs マリア・イリゴエン
シングルス2  土居美咲 vs ミレン・オルー
ダブルス    藤原里華/奈良くるみ vs マリア・イリゴエン/ミレン・オルー
※対戦相手は、フェドカップの規定により、変更になる場合もあります。