17日、女子テニスの国別対抗戦、フェドカップのワールドグループ2とのプレーオフ(入替戦)、日本対アルゼンチン戦の2日目が、兵庫県三木市のブルボンビーンズドーム(室内ハードコート)で行われ、2勝0敗で迎えた日本は森田がシングルスで勝利を挙げワールドグループ2復帰を決めた。
第1試合には、日本のエースで世界ランク47位の森田あゆみ(21歳)が、メンバー変更になった同335位のアランサ・サルート(20歳)と対戦、6-2 6-1のストレートで快勝し日本の勝利を決めた。
森田は格の違いを見せつけ31個のウィナー(エース)を量産、サルートのサービスゲームを5度ブレークに成功、試合時間57分で一蹴した。
この後に予定されていたシングルス2は打ち切られ、ダブルスでは、藤原里華/奈良くるみ組が、マリア・イリゴエン(24歳)/ミレン・オルー(22歳)組を、6-1 6-3で下した。
日本は1セットも落とすことなく、4-0でアルゼンチンに勝利、2009年以来となるワールドグループ2復帰となった。来年はグループ2で戦い、最高峰、世界の強豪8カ国が集まるワールドグループ1昇格を目指す。
試合終了後には抽選会が実施され、2012年のワールドグループ2の1回戦で日本は、国別ランキング15位のスロベニアと対戦することが決まった。スロベニアは世界ランク37位のポローナ・エルコグ(20歳)率いるチーム。この対戦は日本で実施される。
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フェドカップ(FED CUP)の仕組み
フェドカップ2011・ワールドグループ2 プレーオフ
○日本 4-0 ●アルゼンチン
7月16日(土)
シングルス1 ○土居美咲 6-0 6-0 ●マリア・イリゴエン
シングルス2 ○森田あゆみ 6-2 6-3 ●ミレン・オルー
7月17日(日)
シングルス1 ○森田あゆみ 6-2 6-1 ●アランサ・サルート
※マリア・イリゴエンからアランサ・サルートに選手変更有
シングルス2 土居美咲 打ち切り ミレン・オルー
ダブルス ○藤原里華/奈良くるみ 6-1 6-3 ●マリア・イリゴエン/ミレン・オルー