9月25日から東京都江東区有明テニスの森で開催されるWTAプレミア5大会、東レ パン・パシフィック・テニス(賞金総額$2,050,000、ハード)は、東京運動記者クラブで本戦シングルスワイルドカード(主催者推薦)に土居美咲(21歳)が出場することを発表した。
土居は会見でTOP100以内が目前と迫っている今、「このようなチャンスを頂き光栄です。良いテニス、自分のテニスをしっかりとして結果が付いてくれば良い。プレーの選択肢も増えているし、テニスの幅も広がっているのでチャレンジしていきたいです。」と抱負を述べた。
震災後、初めての国内での試合となる土居は「被災地の方々にも自分のプレーで勇気を与えたいと思っています。」とも述べた。
現在開催中のUSオープンの1回戦で痙攣(けいれん)によりリタイアしたことについて聞かれた土居は「後に引くケガではないので、今は問題ない」と答えた。
今後の土居のスケジュールは、明日9月9日に日本を発ちタシケント・オープンに出場後、中国は広州で開催されるツアー大会に出場、その後日本に戻り東レPPOに出場する。
今大会、ワイルドカードは全部で5枠用意されており、残りの4枠はまだ未定である。
昨年は予選1回戦でマリアホセ・メルティネスサンチェスに敗れている土居だが、今年は飛躍の年となっているだけに期待が集まる。
※写真は記者発表での土居美咲、クリックで拡大