9月16日(金)から18日(日)まで、東京都江東区の有明コロシアムにて、デビスカップ(国別対抗戦)の2011ワールドグループ・プレーオフ、日本対インド戦が開催される。試合に先立って15日、抽選会が行われ対戦カードが決まった。日本は世界ランク55位の錦織圭(21歳)をエースに、27年ぶりのワールドグループ昇格を狙う。


日本チームは、錦織と世界ランク175位の杉田祐一(22歳)をシングルスに起用。ダブルスは、錦織と添田豪(27歳)がペアを組む。同122位の伊藤竜馬(23歳)は控えとなった。
日本はシングルスに、ランキング上位の添田、伊藤ではなく、調子の良さから杉田を起用した。
対するインドは、世界ランク65位のソムデブ・デバーマン(26歳)と、同559位のロハン・ボパンナ(31歳)がシングルスに出場。ダブルスではダブルス世界ランク6位のマヘシュ・ブパシ(37歳)とビシュヌ・バルドゥハン(24歳)がペアを組む。ダブルス世界ランク8位のリーンダー・パエス(38歳)は、USオープンの混合ダブルスで負傷しており、出場することはできなかった。ブパシとパエスは元世界ランク1位ペア。日本にとっては好都合な状況となった。
シングルスに起用されたボパンナは、ダブルスを得意としている選手で、USオープンでは4強入りしている。
両国の対戦成績は、18勝3敗でインドが大きくリードしており、直近では2008年に敵地のグラスコートで対戦、日本が2-3で敗れている。両国のエース、錦織とデバーマンの過去の対戦はなく、両者は今年のウィンブルドン選手権ではペアとしてダブルスに出場、2回戦進出を果たしている。杉田とデバーマンは2勝1敗でデバーマンがリードしている。国別ランキングでは、日本は23位、インドは14位となっている。
日本は、2007年以来となるワールドグループとのプレーオフになる。2007年は、ルーマニアに2勝1敗リードで迎えた最終日に逆転負けを喫しワールドグループ入りを逃している。今年は、1985年以来となるワールドグループへの復帰に期待が高まる。
初日となる16日金曜日は、杉田とデバーマン、錦織とボパンナが対戦する。第1試合は午後1時に開始される。
ホーム開催となるだけに、多くの方に会場に足を運んでいただき、たくさんの応援で日本を勝利に導いてほしい。
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◆関連サイト
大会詳細情報(チケット情報など)
デビスカップ(DAVIS CUP)の仕組み

デビスカップ2011・ワールドグループ・プレーオフ

日本 vs インド

9月16日(金)

シングルス1  杉田祐一 vs ソムデブ・デバーマン
シングルス2  錦織圭 vs ロハン・ボパンナ

9月17日(土)

ダブルス  錦織圭添田豪 vs マヘシュ・ブパシ/ビシュヌ・バルドゥハン

9月18日(日) 

シングルス1  錦織圭 vs ソムデブ・デバーマン
シングルス2  杉田祐一 vs ロハン・ボパンナ
※ルールに基づき、選手が変更になる場合があります。