16日、東京都江東区の有明コロシアムにて、デビスカップ(国別対抗戦)の2011ワールドグループ・プレーオフ、日本対インド戦の初日が行われた。第1試合では、世界ランク175位の杉田祐一(22歳)が、インドのエースで同65位のソムデブ・デバーマン(26歳)を、6-3 6-4 6-5 のストレートで下したのに続き、第2試合では、エース錦織圭(21歳)が同559位のロハン・ボパンナ(31歳)を、6-3 6-2 6-2のストレートで下した。日本は早くも2勝、27年ぶりのワールドグループ昇格まで、あと1勝とした。


杉田の見事な勝利の後をうけ、日本はエース錦織が登場。ダブルス巧者で190cmの長身、ボパンナと対戦した。
ランキングに勝る錦織は、終始試合を支配。ネットに出て攻めるボパンナに、33回のネットプレーの内19回(成功率39%)しか得点を許さなかった。錦織はボパンナのサービスゲームを5度ブレークに成功し、逆に1度もブレークを許すことなく1時間38分で一蹴した。
ダブルスでは世界ランク14位、先のUSオープンでは4強入りしているボパンナだったが、シングルスでは、錦織と格が違った。
これで初日が終了。終わって見れば日本の2勝、インドに1セットも与えることなく圧勝した。悲願のワールドグループまで、3試合を残し、あと1勝とした。
大会2日目の土曜日は、午後2時からダブルス1試合が行われる。
錦織/添田豪(27歳)組が、マヘシュ・ブパシ(37歳)/ビシュヌ・バルドゥハン(24歳)組と対戦する予定となっているが、当日にメンバーが変更される可能性もある。
ブパシはダブルス世界ランク6位。後のないインドは、ダブルスの得意なボパンナがペアとして出場する可能性もある。
デビスカップは、3日間をかけて、シングルス4試合とダブルス1試合を行い、先に3勝を挙げた方が勝利国となる。初日は、両国のナンバー1選手とナンバー2選手がシングルスで対戦。2日目はダブルス。3日目は、ナンバー1のエース対決の後に、ナンバー2同士が対戦する。
ホーム開催となるだけに、多くの方に会場に足を運んでいただき、たくさんの応援で日本を勝利に導いてほしい。
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◆関連サイト
大会詳細情報(チケット情報など)
デビスカップ(DAVIS CUP)の仕組み

デビスカップ2011・ワールドグループ・プレーオフ

日本 2-0 インド

9月16日(金)

○シングルス1  杉田祐一 6-3 6-4 6-5 ●ソムデブ・デバーマン
○シングルス2  錦織圭 6-3 6-2 6-2 ●ロハン・ボパンナ

9月17日(土)

ダブルス  錦織圭添田豪 vs マヘシュ・ブパシ/ビシュヌ・バルドゥハン

9月18日(日) 

シングルス1  錦織圭 vs ソムデブ・デバーマン
シングルス2  杉田祐一 vs ロハン・ボパンナ
※ルールに基づき、選手が変更になる場合があります。