★ATP男子テニスツアー(ATP500)
■Rakuten Japan Open Tennis Championships 2011, Tokyo, Japan (Hard/Outdoors)
10月3日、東京都有明テニスの森で行われる男子世界ツアーATP500、楽天ジャパンオープン・テニス・チャンピオンシップス(ハード)が開幕した。
ダブルスでは、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の錦織圭(21歳)/伊藤竜馬(23歳)組が、第3シードのクリストファー・カス(31歳、ドイツ)/アレクサンダー・ペア(31歳、オーストリア)組を、4-6 6-4 10-4の逆転で下す健闘をみせた。カスとペアは、今年のウィンブルドンでベスト4に進出している世界12位のペア。日本勢にとっては、幸先の良いスタートとなった。
シングルスは4試合が行われ、第4シードのマーディ・フィッシュ(29歳、米国)は、 予選を勝ち上がってきた米国期待の若手、ライアン・ハリソン(19歳)を、6-4 3-6 7-5と苦しみながらも下した。
第7シードのベテラン、ラデク・ステパネク(32歳、チェコ)は、インドのエース、ソムデブ・デバーマン(26歳、インド)を、6-4 6-3 のストレートで下し2回戦進出を決めている。
大会2日目となる火曜日は、好カードが目白押し。世界ランク47位の錦織は、第3シードで同5位のダビド・フェレール(29歳、スペイン)とセンターコートの第3試合で対戦する。
両者は、2008年のUSオープンで一度だけ対戦があり、その時は錦織がフルセットの末に勝利、4回戦進出を果たしている。前週のマレーシア・オープンでは4強入りし調子を上げている錦織、1回戦屈指の好カードとなる。
引き続き行われる第4試合では、ワイルドカード出場の添田豪(27歳)が、第1シードで前年優勝者のラファエル・ナダル(25歳、スペイン)に挑戦する。添田も前週のタイ・オープンで8強入りする活躍をみせており、簡単には引き下がらないだろう。
センターコート、1、2番コートと3面を使用して行われる大会2日目。世界トップのプレーを、是非、この目で確認してほしい。試合は午後0時に始まる。
※写真は、ウェルカムレセプションの様子、ナダル、錦織らが出席、写真はクリックで拡大
◆関連サイト
シングルスドロー
ライブスコア
ATP500:Rakuten Japan Open Tennis Championships 2011
シングルス
1回戦
ラファエル・ナダル(スペイン)[1] vs 添田豪(W)
ミロス・ラオニック(カナダ) vs 杉田祐一(W)
ロビン・ハース(オランダ) vs サンチアゴ・ジラルド(コロンビア)
ドミトリー・トゥルスノフ(ロシア) vs ヤンコ・ティプサレビッチ(セルビア)[6]
○マーディ・フィッシュ(米国)[4] 6-4 3-6 7-5 ●ライアン・ハリソン(米国)(Q)
エルネスツ・ガルビス(ラトビア) vs ルカシュ・クボット(ポーランド)
伊藤竜馬(W) vs デュディ・セラ(イスラエル)(Q)
バーナード・トミック(オーストラリア) vs ビクトル・トロイツキ(セルビア)[5]
○ラデク・ステパネク(チェコ)[7] 6-4 6-3 ●ソムデブ・デバーマン(インド)
○マルコ・キウディネッリ(スイス)(Q) 6-1 4-6 6-4 ●ギリェルモ・ガルシアロペス(スペイン)
○マシュー・エブデン(オーストラリア)(Q) 6-7(4) 6-4 6-4 ●パブロ・アンデュジャー(スペイン)
錦織圭 vs ダビド・フェレール(スペイン)[3]
フアン・モナコ(アルゼンチン)[8] vs イワン・ドディグ(クロアチア)
ダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン) vs ROSOL, Lukas(チェコ)
ヤルコ・ニエミネン(フィンランド) vs BOGOMOLOV JR., Alex(米国)
マルコス・バグダティス(キプロス) vs アンディ・マリー(英国)[2]
ダブルス ※日本選手のみ抜粋
1回戦
内山靖崇/ドナルド・ヤング(米国)(W) vs CERMAK, Frantisek(チェコ)/POLASEK, Filip(スロバキア)[4]
○伊藤竜馬/錦織圭(W) 4-6 6-4 10-4 ●クリストファー・カス(ドイツ)/アレクサンダー・ペア(オーストリア)[3]
シングルス予選
予選1回戦
○HARRISON, Ryan(米国)[4] 6-7(1) 6-2 6-4 ●内山靖崇(W)
○マシュー・エブデン(オーストラリア)[8] 6-2 7-6(6) ●江原弘泰(W)
○ライナー・シュットラー(ドイツ)[7] 6-3 7-6(1) ●守屋宏紀(W)
※カッコ[ ]内数字はシード順位、W:主催者推薦出場、Q:予選通過者