★ATP男子テニスツアー（ATP500）
■SWISS INDOORS BASEL, Basel, Switzerland (Hard/Indoors)
４日、スイスのバーセルで開催されている男子世界ツアーATP500大会、スイス・インドア（室内ハード）のシングルス準々決勝で、ワイルドカード（主催者推薦）で出場、世界ランク32位の錦織圭（21歳）が、同113位のミハイル・ククシキン（23歳、カザフスタン）を、6-4 5-7 6-4のフルセットの末に下し準決勝進出を決めた。準決勝では、世界ランク１位のノバク・ジョコビッチ（24歳、セルビア）と対戦する。
錦織が、ランキング的には格下の相手ながら、今大会好調のククシキンを苦しみながらもフルセットで下した。これで錦織は２大会連続、今シーズン６度目の世界ツアー準決勝進出となった。
この試合、ファーストサービスの確率は３セットともに50%を下回ったのが苦戦の原因かもしれないが、ラリー戦になると、今の錦織の充実ぶりが随所に見られる内容だった。課題のサービスも、確率は低かったが以前よりも攻撃性を増しているように見受けられた。
勝った錦織は準決勝では、第１シードのジョコビッチと対戦する。ジョコビッチはこの日、世界ランク59位のマルコス・バグダティス（26歳、キプロス）を、2-6 6-2 6-3の逆転で下して勝ち上がった。
両者の対戦は2010年全仏オープン以来となる。全仏では1-6 4-6 4-6のストレートで敗れている錦織だが、ハードコートでは初対戦となり、好調な錦織と世界王者の一戦に注目が集まる。試合は、センターコートの第２試合（日本時間土曜日午後10時30分以降の開始）で行われる。
なお、準決勝、もう１つの対戦は、第３シードのロジャー・フェデラー （30歳）と、スタニスラス・ワウリンカ （26歳）の地元スイス勢対決となっている。
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シングルスドロー
試合予定
ライブスコア
ATP500：SWISS INDOORS BASEL ※日本選手のみを抜粋
シングルス
準決勝
錦織圭(W) vs ノバク・ジョコビッチ（セルビア）[1]
準々決勝
○錦織圭(W) 6-4 5-7 6-4 ●ミハイル・ククシキン（カザフスタン）
２回戦
○錦織圭(W) 6-3 7-6(4) ●アンドレアス・セッピ（イタリア）
１回戦
○錦織圭(W) 3-6 6-3 6-2 ●トマーシュ・ベルディハ（チェコ）[4]
※カッコ[ ]内数字はシード順位、W：主催者推薦出場
