★ATP男子テニスツアー(ATP250)
■Aircel Chennai Open 2012, Chennai, India (Hard)
5日、インドのチェンナイで開催されている男子世界ツアーATP250大会、チェンナイ・オープン(ハード)のシングルス2回戦が行われ、予選を勝ち上がってきた世界ランク235位の杉田祐一(23歳)が、アジアの強豪、同82位の廬彦勲(ルー・エンスン、28歳、台湾)を、7-6(7-5) 6-4のストレートで下し、自身初の世界ツアー8強入りを決めた。
この試合、第1セットは両者1ブレークずつを奪いタイブレークに突入。そのタイブレークでは杉田が勝負強さを見せて7-5で先制した。第2セットは勢いに乗る杉田が1ブレークアップで2時間21分に及んだ熱戦を制した。
前日に準々決勝進出を決めた同120位の添田豪(27歳)に続き、日本選手が世界ツアーで同時に2人が8強入りを決めた。記者の記憶にも近年ない嬉しい結果となっている。
2月のデビスカップの1回戦、クロアチア戦に向けて代表選手がコンディションを上げてきている。
杉田は準々決勝では、第2シードで世界ランク10位のニコラス・アルマグロ(26歳、スペイン)と、添田は、第3シードで同17位のスタニスラス・ワウリンカ(26歳、スイス)と対戦する。共に初対戦となる。
◆関連サイト(大会公式情報)
シングルスドロー
試合予定(日本との時差:-3時間30分)
ライブスコア
ATP250:Aircel Chennai Open 2012
シングルス
準々決勝
添田豪(Q) vs スタニスラス・ワウリンカ(スイス)[3]
杉田祐一(Q) vs ニコラス・アルマグロ(スペイン)
2回戦
○添田豪(Q) 7-6(6) 6-3 ●イワン・ドディグ(クロアチア)[5]
○杉田祐一(Q) 7-6(5) 6-4 ●廬彦勲(台湾)
1回戦
○添田豪(Q) 6-2 6-7(4) 7-5 ●フレデリコ・ジル(ポーランド)
○杉田祐一(Q) 6-3 6-4 ●オリビエ・ロクス(ベルギー)[8]
※カッコ[ ]内数字はシード順位、W:主催者推薦出場、Q:予選通過者