23日、全豪オープンの男子シングルスの4回戦で、第24シードの錦織圭(22歳)は、第6シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(26歳、フランス)を、2-6 6-2 6-1 3-6 6-3のフルセットで下し、4大大会で自身初の8強入りを決めた。


第1セットは、立ち上がりの第1ゲームと第7ゲームで2度サービスをブレークされ、2-6で失った。錦織は第1ゲーム、40-0からブレークを許し先行を許したのが痛かった。
第2セット、錦織がプレーの精度を上げ2つのブレークを含み立ち上がりから4ゲームを連取、1つブレークバックを許したものの第8ゲームで再びブレークに成功、6-2で奪い返した。完全に錦織が支配したセットだった。
第3セット、試合の流れは一気に錦織に傾き、第4ゲームで先にブレークに成功、4-1とリードを奪うと第6ゲームでもブレークに成功、6-1で連取した。錦織はツォンガのバックサイドを効果的に攻めツォンガの得意なフォアを封印、試合を支配できている。
第4セット、後のないツォンガが、ランキング上位の意地をみせ集中力を上げ第4ゲームで先にブレークに成功、リードを保ったまま6-3でセットを奪い返した。
最終セット、両者死力を尽くしての戦い、第4ゲーム、先にブレークに成功したのは錦織、ラブゲームでブレークし3-1とリードを奪うと、その後、自身のサービスゲームで15-40のピンチを凌ぎキープに成功、5-3で迎えたサービスフォーザマッチをきっちりキープし、3時間26分に及んだ熱戦に終止符を打った。
勝った錦織は、準々決勝では第4シードのアンディ・マリー(24歳、英国)と対戦する。
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