26日、全豪オープンは男子シングルスの準決勝が行われ、第2シードのラファエル・ナダル(25歳、スペイン)が、第3シードのロジャー・フェデラー(30歳、スイス)を、6-7(5) 6-2 7-6(5) 6-4で下して4大大会では4大会連続での決勝進出を決めた。
両雄対決、試合後に両者が対戦相手について語った。


◆フェデラーのコメント
「それが本当だとして、僕にも理由は良くわからない。でも何となくでいいなら、彼は僕との試合ではいつも以上のプレーをしてくるようには思う。僕自身も彼に対してそうかもしれないけどね。理由のひとつは僕が片手打ちバックハンドだということだろうと思う。クレーで良く対戦してきたけど、その時に彼は何かいいヒントを見つけたんだろうと思う。あとは今までの対戦成績が彼に有利なことで、僕に対して自信を持っているのかもしれないね。でも、僕に言えるのは、彼は何年もかけて本当にいいプレーヤーに成長してきたということ。それも全てのサーフェスでね」
(ナダルは対フェデラー戦になるといつも以上のプレーをしているのではと聞かれて)
◆ナダルのコメント
「試合の最初から彼はすごくアグレッシブに攻めてきて、いきなりプレーのレベルを上げてきた。でも、こう思った。これは彼との試合ではいつものことじゃないか、自分もできるだけ上げていかないといけないと思ったんだ。最初の3ゲームが終わる頃になってやっと僕のフォアハンドも当たり始めた。それからは少しずつ追い上げられたよ」
(勝因について聞かれて)