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日本代表チーム
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ベルギー代表チーム

4月21日、22日に行われるフェドカップ・ワールドグループ1部プレーオフの日本対ベルギーに先駆け、両チームの監督および選手が会場となる有明コロシアムに集結。会見を行い、それぞれ抱負を語った。

ワールドグループ1部復帰に意欲を燃やす日本は、森田あゆみ(22歳)、クルム伊達公子(41歳)、奈良くるみ(20歳)、藤原里華(30歳)という最強布陣を揃えて大一番に挑む。

対するベルギーは、キム・クライシュテルス(28歳)とヤニナ・ウィックマイヤー(22歳)の両看板を欠く苦しい布陣。さらには直前になり、3番手のキルステン・フリプケンス(21歳)までもが体調不良で欠場を表明したため、全員が10代という若いチーム編成となった。


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ベルギーチームの最年長にしてランキングトップは、19歳のタマリン・ヘンドラー(203位)。今回が3度目の来日というヘンドラーは、「昨年は能登のITFで優勝したので、日本には良い思い出がある。若いチームだけれど、国を代表して戦えることを皆誇りに思っている」と意欲を口にした。
日本を率いて4年目の村上武資監督にとっては、今回が宿願のワールドグループ1部復帰への大きなチャンス。地の利もある日本の優位と見られるが、それでも監督は「(相手チームは)ランキング的には低くなったが、何が起きるか分からないのがフェドカップ。ジュニアで実績のある選手も多いので、油断は出来ない」と表情を引き締めた。
 
シングルス2としての出場が予想されるクルム伊達は、フェドカップメンバーとして有明コロシアムに立つのは、1996年の対ドイツ戦以来。だがそのことについて聞かれても、「当時とはシステムも状況も違うので、あまり16年ぶりということは意識していない。ここまで皆で戦ってきて、チャンスをものに出来るところに居られるということの方が大きいです」と、感傷に浸る様子は皆無。チーム一丸となり勝利をつかむことのみに、意識は向いているようだ。

日本チームのコメント

murakami_takeshi120419.jpg村上武資監督「ウィックマイヤーやクライシュテルスが来るかもという思いもあり、特にウィックマイヤーの映像はここ2カ月くらいずっと見ていた。相手は若く情報が少ないが、日本のジュニアと対戦している選手もいるので、見ていたコーチたちから話を聞いてきた。チーム一丸になってやるだけ」

morita_ayumi120419.jpg森田あゆみ「アジア・オセアニアから、やっとここまで来た。チーム一丸になって戦いたいです」

kurumm_date_kimiko120419.jpgクルム伊達公子「ホームの力を最大限に発揮できるように、気持と体を作って、目的を達成できるように挑めればと思います」

nara_kurumi120419.jpg奈良くるみ「NTCで練習してきたので、有明のサーフェスにも慣れている。今回もホームで出来るので、チームの力になれればと思います」

fujiwara_rika120419.jpg藤原里華「ホームなので、観客の力もパワーに変えていきたい。(先週のコペンハーゲンで)WTA初優勝したので、良い流れでフェド杯に入ってこられた。有明のお客さんの前で良いプレーをしたいです」