女子国別対抗戦フェドカップの、来年度のドロー抽選会が6日にパリの全仏オープン会場で行われ、ワールドグループ1部に所属する日本は、初戦でロシアと対戦することが決まった。開催国は、抽選の結果ロシアに決定。来年2月9日~10に試合が行われる。
フェドカップは、両チームそれぞれシングルス2選手、ダブルス1チームを選出して行われるチーム戦。シングルス4試合、ダブルス1試合が行われ、先に3勝を上げたほうがトーナメントを勝ち上がる。日本はロシアに勝てば、2回戦でセルビア対スロバキアの勝者と対戦することになる。
なお、テニス選手のオリンピック出場資格には、ランキングなどのほかに、過去にフェドカップに参戦していることが条件となる。これまでの条件は「過去2年間で、2回以上フェドカップに参戦すること」であったが、次のリオデジャネイロ五輪からは「ワールドグループ1部および2部所属国の選手の場合は、4年間で4回。地域予選の場合は4年間で3回」と引き上げられる。このため来年度のフェドカップには、多くのトップ選手の参加が予想される。