25日(ロンドン現地時間)に開幕するウィンブルドン選手権に備え、日本人選手たちは会場でそれぞれ練習に汗を流し、本番への最終調整を行った。
腹筋の肉離れのため、このウィンブルドンが約2ヶ月ぶりの公式戦となる錦織圭は、記者会見を行いケガの状況等を報告。「痛みはもう無いが、まだ若干不安や硬さがある」としながらも、「試合は問題なく出来る状態」と前向きに語った。
まだウィンブルドンでは勝ち星が無いことや、同大会初のシードになったことに関しても、「(まだ勝ってないことを)周りからは良く言われるけれど、自分では意識していない」
「(シードのことは)全く気にしていないです。考え出したら切りもないので」と、終始リラックスした表情。
また、初戦で対戦するククシュキンに関しては、「バックが良いし、ストロークのテンポを突然変えたりと、リズムがつかみにくい選手。試合は長いラリー戦になるだろう」と警戒心を強めた。