考え方ではなく感じ方が人間を決定する

今日の朝練習が終わりました。
朝起きは三文の得ということわざがあるように、早朝に勉強することが優れた効率や成果を発揮することは、科学的に大脳生理学において既に証明されています。ですのでこの遠征中の早朝練習は、戦術練習を沢山取り入れて「脳の汗」をかくようにしています。

さて、昨日はPalm君の本戦3回戦が行われましたが2-8でしっかりとやられました。
良い形でポイントを奪ってはいたものの、大切なポイントでは最後にミスをさせられてしまう展開が多かったです。最後まで相手のディフェンス力を打ち崩すことが出来るように今後ビルドアップしていかなくてはいけません。
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(試合後対戦相手と記念に。2人とも良い顔しています。)
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(自分達に勝った選手達の試合を観戦中。何が自分に必要かを真剣に考えているはず!?)

夕方からは大会側が企画してくれた、Jikjiナイトツアーに参加して来ました。
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(お寺の前で)
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(自分で作った紙のランプに火を灯し、紙に願いごとをかきました。)
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(ワインを片手に、バイオリンの音色に耳を傾ける。優雅な時間の過ごし方。実は私も小学校1年から中学1年までバイオリンを弾いていました。。。)
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(ツアーのフィナーレは美しい噴水と音楽の中で)

タイトルの「考え方ではなく感じ方が人間を決定する」は感性論哲学者の芳村思風先生の言葉です。
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意味や価値を感じてこそ人生、燃えてこそ人生、燃えるのは感性です。
愛も幸福も生きがいも考えるものではなく、すべて感じるもの、理屈を超えたものです。
どんな豪邸に住んで裕福な暮らしをしていても満足できないで、「私はなんて不幸なのだろう」と思っていると、幸福ではありません。
六畳一間に家族四人で住んでいても「私はなんて幸せなのだろう」と思えれば、幸せです。
感じ方にこそ、その人の個性が表れます。感じ方が人間を決めるのです。
人が成長するというのは、その感じ方が成長するということです。
感受性とは、外部からの刺激によって反応を誘発される受動的能力。
感性とは、受動的でなく、積極的に感じ取る力。
自分が生きて行くために必要な情報を自ら感じ取ろうとするのが感性の働きが、「求感性」(ぐかんせい)である。
求感しなければ感受できないのです。求めなければ、受け取ることができません。
求感性とは、自分の心を本当に納得させてくれるものを求める力です。
感じ方を成長させるとは、感じる力、求感性を成長させること。
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昨年のアラチャレで金子英樹コーチにこの言葉「考え方ではなく感じ方が人間を決定する」を紹介してもらってから、この感性を育てることが人間を成長させるのだという考え方にとても共感しています。
子ども達には沢山の経験を通して、求感性を成長させていって欲しいと願っています。


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