ATP Masters1000 シンシナティから学ぶ3つの戦術

ジョコビッチが今期2敗目。マレーの優勝で幕を閉じたATP Masters1000シンシナティでしたね。USオープンが非常に楽しみになってきました。
この動画は準決勝のA Murray(GBR)vs M Fish(USA)、N Djokovic(SRB) vs T Berdych (CZE)のハイライト。
これを見ていたら私達が取り組んでいる戦術が盛りだくさんだったので、この動画と私達が日頃行っている「50の戦術」を使用しながら、戦術を紹介しようと思います。

まず1つ目はFishがニュートラルの状態から相手のバックハンドにフォアハンドでヘビーボールを打ちチャンスを作り、ラットショット、スティールとポイントを取る場面。お手本のような美しいプレー(動画0分50秒のポイント)
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(Fishのようにベースライン上から相手のポジションを下げれるようにする戦術も必要)

2つ目は、Murrayが回り込みフォアハンドダウンザラインを打った時に、Fishは確実にクロスコートへディフェンスをしている場面。(動画1分14秒のポイント)
このディフェンスが相手に試合の中でじわじわとプレッシャーをかけるんです。
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3つ目は、Berdychがスライスでディフェンスをして、一気にディフェンスからオフェンスに変わって回り込みフォアハンドダウンザラインでポイントを決める場面。(動画2分54秒のポイント)
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これら3つの戦術は重要な項目として日々取り組んでいるものです。
戦術を取り組んだ効果は、アカデミー校長の金子英樹プロが投稿されていました。
現場でレッスンをしている私も、金子コーチと同じように感じています。


コメント

  1. しょうた さん : 2011.08.25

    動画つきの解説でものすごくわかりやすくためになります。

    要望に答えていただきとてもうれしいです。

    これからもよろしくお願いします。

    返信

  2. 酒井亮太 さん : 2011.08.25

    しょうたさま
    またこちらにて紹介していきますので、引き続き宜しくお願いします。

    返信

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