昨日はPTT Thailand Open QFの2試合を観戦。
添田豪選手は残念ながらDonald Youngに敗退。添田選手のジャパンオープンでの更なる活躍を応援しています。
もう1試合のQF、Gael MONFILS vs Jarkko NIEMINENは2ndセットの途中まで会場で観戦しました。機械のように正確なストロークを打つNIEMINENに対して、MONFILSがどのようにそのストロークを崩すのかがポイントでした。
下記の2つの動画は、効果的なリターン後、すぐさまオフェンスに切り替えている場面。
チャンスを作った後は、決してそれを逃さずアタックしています。
ペースを落としながらも相手に攻められない深さのコントロールと、コースの切り替え。
このペースの変化が、NIEMINENの正確無比なコントロールを狂わせていました。
正確なバックハンドクロスコート。この精度が非常に重要です。
NIEMINENのサーブからの3本目攻撃。相手をサーブで崩した後は、お決まりのラットショットダウンザライン。このショットにスピンがかかると、相手に時間を与え、効果的なパッシングショットを打たれてしまいます。タイミングと球種が非常に重要です。
結果は、7-5,7-6(4)でGael MONFILSの勝利。
ペースの変化、駆け引きを学ぶのには、やはりその場で試合を見るに限ります。
MONFILSは身体能力の高さを良く言われますが、ドロップボレーを打たれてもボールに追いつくことが出来る様にパッシングショットのスピードを調整する等の戦術を使用しています。
私達の生徒も、連日会場に詰めかけて想像力を膨らませています。
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