ジョコビッチから学ぶジュニア時代に身につけておきたい戦術(3)


ジョコビッチから学ぶジュニア時代に身につけておきたいドロップショットの戦術、その3です。
実はジョコビッチのドロップショットを打つパターンとしては、1番多いのがこれ。
バックハンドクロスコート又はフォアハンドラットショットからの、バックハンドで打つと見せかけてのストレートへのドロップショット。
(動画の0分53秒、1分27秒、3分33秒、3分41秒、4分23秒、4分41秒、5分47秒、8分21秒)
この動画だけでも実に、8ポイント。
相手はジョコビッチの強打を予測してスタートが遅れるとともに、コートの1番長い斜めの距離を走ることになります。

次の2つのポイントは、私達のジュニアが現在練習で取り組んでいるドロップボレー。(動画3分15秒、6分10秒)こちらも現代テニスの中で非常に重要なテクニックです。
ドロップボレーで私がとても印象的だったのでは、2008年全豪オープン準決勝でナダルを6-2,6-3,6-2で完璧なまでに粉砕したソンガ。あの時のソンガのドロップボレーは神懸かり的でした。覚えている方はいらっしゃいますか?
ちなみに決勝戦はジョコビッチ対ソンガ。セットカウント3?1で、ジョコビッチが20歳にしてグランドスラム初優勝を飾った年でもありました。

ちなみにつながりで、私が学生の時に録画したテニスのビデオを、すり切れるまで見ていたのが、全仏のアガシ対セバスチャングロージャン、そしてアガシ対ギレルモコリアの試合。どちらの試合もアガシが準々決勝で負けた試合だったと思いますが、グロージャン、コリアのバックハンドダウンザラインが非常に効果的だったのを覚えています。
いやー懐かしい。


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