課題の克服

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昨年のマイアミはとても寒かったと聞いて、冬用の服を沢山持って来たのですが、まったく必要がない暖かい日々が続いています。
さて今日の午前中は昨年のオレンジボールの会場であったTropical Park(ハードコート)で、午後はアメリカンカップのサインイン後、Salvadore Park(グリーンクレーコート)で練習を行いました。
昨日の試合で見つかった課題の「短いボールの時に打点を落としスピンを多くかけ、より安全策を選んでしまう所は、今後、技術、メンタルの双方から鍛えていかなければいけません」を克服するための練習を中心に行いました。
今後の為には絶対に避けては通ることができないので、他の練習時間を割いてでも最優先で取り組みました。
(ダブルフォルトが多い選手が、サーブ練習から避けては決して試合に勝利することができないのと同じです。)
技術面では、今回の遠征でエディハーが終わった後から取り組んできたラットショットをもう一度見直しました。レオは案外器用に何でもこなしていくタイプなのであまりショットのイメージやボールの捉え方は気にしていなかったのですが、まったく私が考えていたのとかけ離れたイメージでボールを打っていたので、そちらを修正しました。
(レオはサイドスピンをかけるためにラケットを斜めに使って打つイメージを強くもっていました。実際にはもっとボールをフラットに捉え、若干縦のストリングを使う意識を持つ必要があります。)
このイメージではボールにサイドスピンがかかり過ぎて、ペースが落ち効果的なボールを打つ事ができません。
またメンタル面では、私から出された短いボールを、5本連続で決めて1ポイント(5球のうち1球でもミスをすればポイントを失う)が取れるという内容で、3セットマッチ分のボールを打ちました。
ただ単純な球出しでは試合とはまったくメンタルがかけ離れてしまいがちなので、あえてこのような形を取ることでプレッシャーをかけ、集中しての練習になるよう設定しました。

今日の午前、午後で大分確率高くボールをコントロールできるようになりました。
これを明日からのトーナメントの中でトライをして、エラーと成功の両方を経験し、次のステップへ踏み出せることを信じています。

話はまったく変わりますが、こちらの写真は、今日の夕食のチャイニーズレストラン。
評判通りのとても美味しいお店でした。
昨夜はマイアミにあるBangkok cityレストランというお店でタイ料理を食べて大満足しました。
アメリカ生活も長くなると、日本食が恋しくなると言いたい所ですが、タイ料理の方がまっさきに恋しくなります。

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