戦う姿勢

DSCF1810
本日からアメリカンカップの本戦が始まりました。
結果です。
本戦1R
?Leo Vithoontien(9) 6-4, 6-0 Lancelot Carnello(SWE)

エラーもありましたが、課題である短いボールやラットショットに対して積極的にトライし、ポイントを取ろうという姿勢がとても良かったです。
また、もう1つ私から出した課題の、「戦う姿勢」についてもきちんと理解をして、最初から最後まで良い集中力でプレーすることが出来ていました。
今日のような試合を繰り返していくことで、段々と良くなっていくことでしょう。

レオは他の選手に比べて、感情を表に出して戦うタイプではありません。
コート外ではとても優しい男の子です。
それ自体はまったく問題がなく、むしろ起伏の激しさがないため良い部分ではあるのですが、時として相手に合わせてしまったり、引いてしまうなどのファイティングスピリッツにかけてしまうことがあります。
ハングリーでそしてタフでなければ、競った試合で今後勝ち抜くことは難しくなるのではないでしょうか。
本人のパーソナリティの部分もあるので、指導が難しい部分ではありますが、彼には理解できるだろうと思い話をしています。
技術がある選手は探せばいくらでもいるでしょう。
でもそれだけでは厳しいサバイバルを勝ち抜いていくことは出来ないと思います。
レオは今12歳。
これからは自分で考え、きちんと決断して行動していく必要のある年齢になっていきます。
その為、指導も出来る限り、彼の意見や考えを聞くように変更している所です。

明日の試合は今日の1回戦で韓国の選手を敗った、メキシコの選手になります。
体の大きな選手ですが、レオの武器を使って存分に戦ってくれることでしょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。