今回のATF14U Penang大会に参加した5名のフィリピン選手。今大会、康希が単複共に敗れた選手の1人が、このフィリピンチームの中のEALA Michael Francis君(通称ミコ君)、小学校5年生です。先週のマラッカ大会でシングルスでは3位に入っていて、今大会は単複決勝進出です。
このミコ選手、どんな相手にも年齢を言い訳にしたプレーは全くしない、ファイターです。集中力の高さと、競った場面でも更にラケットを振ってくる事の出来る強いメンタルは、この大会では群を抜いています。どんな場面でも全く引かない姿勢とプレーに、対戦相手は先に音を上げています。
彼の1ポイントに対しての集中力と、執着心はどこから来ているのかに興味があったので、練習を見ていた所、誰が相手であろうが、コートのサーフェスが何であろうがお構いなし。目が血走りながら集中して取り組んでいます。この年齢からこれが出来るのは素晴らしい。そして私達も負けていられません。
話しをしてみると、とても大人しい普通の少年なんですけどね。
「相手の方がランキングが上だから」「相手は年齢が上だから」「相手の方が体が大きくて、強いボールを打てるから」などといった言い訳は、全く通用しないということを改めて彼から教えられた気がします。
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