ATP Roma準々決勝のワウリンカ対ナダル戦。
ベースライン2m位後ろに位置するワウリンカ選手。
この位置からナダル選手のバランスを崩す効果的なボールを打つのですが、想像出来るでしょうか?(動画 14秒からのフォアハンド)
動画リンク
https://www.facebook.com/TennisTV/videos/vb.17413858957/10153313574183958/?type=1&theater
サイドスピンで逃げていく、フォアハンドラットショットで、完全にコートの外に追いやっています。
ラットショットという球種の選択をする事によって、ベースライン2m後ろからでも相手のバランスを崩せるわけです。
ベースラインよりも下がるのはディフェンシブと聞く事があるかもしれませんが、必ずしもそういうわけではありません。
コーチによってはベースラインよりも下がらない事を良しとする方もいるかもしれません。
そういう固定観念に捉われないこと。
ベースライン2m後ろからのこのショット。
これは明らかにディフェンシブなプレーではありませんよね。
大切なのは、正しいショットの選択をする事です。
次回は、ベースライン2m後ろからのディフェンスの1場面について。
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