6月19日 Team Yonezawa ヨーロッパキャンプ2011 Day20 ザグレブ(クロアチア)
予選決勝ラウンドは9時スタートだったので7時半に練習スタートだった。朝からアップダウンを付けた基礎練習で競い合い試合に備えた。

加藤大貴、久保田誠彬、大野一真が本戦へ駒を進めた。工藤颯人は競りながらも4646でセルビアの選手に惜しくも敗れた。それぞれクレーコートの試合らしく長いラリーの応酬だ。

予選を勝ち抜いた大貴は丁寧なラリーからネットをとる大貴らしい試合で粘る相手を翻弄した。1回戦に学習した急がないでじっくり相手を前後左右に動かす多彩なプレーを見せていた。
誠彬はムーンボールとエッグボールから短くなったところを上から打ち込んだりスニークインを何度も成功させた試合だった。
一真の相手は安定したストロークにポイントが取れない状態が続きあっという間に第一セットを落とした。しかしそこからの一真は粘りがあった。少しペースを落としてミスをしないプレーをしていると急に相手に疲れが見えだした。そこから一方的な展開で試合が終わった。以前よりフットワークが良くなっている一真の体力とラリー力の勝利だった。
颯人は両セットとも4-4のスコアで少し守備的になったところを相手に攻められ気持ちが引いてしまった。高く弾むボールのタイミングに少し苦労している様子だ。
女子シングルスの野中光は3時間を超える試合で残念ながらの惜敗を喫した。多彩なプレーでネットでのポイントを重ねた光だったがキーのゲームでの勝負へ対しての執念は相手が勝り後一歩及ばなかった。

夜は開会式と歓迎レセプションがあった。地元チャチャックの伝統的なダンスで選手達を歓迎していた。
急に気温が下がったので皆震えながらの参加だった。夏のヨーロッパはやはり油断できない。33度から急に15度以下になってしまうのだ。長袖は必需品だ。


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