6月22日 土曜日 Day 20 チャコベッツ 33度
CakovecのTE16歳以下は8時半から予選がスタート、井上隆也は倍ほど体格差がある相手に善戦したが敗退、堀江亨と野田樹力は難なく本戦へ駒を進めた。
一方チャチャック決勝戦の田島尚輝は難なく6461で快勝したと知らせが入った。尚輝にとっては昨年のハンガリーオープン12歳以下優勝に続きテニスヨーロッパの公式戦2年連続で優勝だ。レッドクレーの戦い方が更に磨きがかかっている。体力の差を補う為に緩いボールでラリー、ライン上にボールをコントロールして甘いボールをこれもまたライン上に打ち込みスニークイン(空中カット)、ドロップショットとドロップショット見せかけてスライスで相手の逆を突くショットで尚輝は勝利した。緩いボールを上手く操るのが尚輝のビッグショットだ。
低年齢では強いショットでウイナーを取るより遅いボールでポイントを取る事を大事にしておくのが将来生きてくるのだ。体力が着いてきたときに強いショットだけで得点しているテニスはジュニア後半で壁にあたる事を知っておいてほしい。
チャチャックに残っているレビーコーチは尚輝と12歳以下の3選手たちとザグレブに戻り尚輝を落としその足でブダペストへ向かう予定だ。
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