5-5でゲームカウントを言わなかった事が原因/フロリダツアー Day 6

12月1日 (日曜日) フロリダツアー Day 6
Eddie Herr予選決勝戦と18歳以下予選2回戦が行われた。Eddie Herrが終わった選手たちは2デイトーナメントと練習そしてトレーニングで充実した1日を送った。午後は2デイが開催されているコートを借りて練習を行った。コートの横の芝生のグランドで走れるのもフロリダならではだ。

日に日に選手たちの体調そして気持ちも上がっている様子だ。1日疲れた後の30分間走も皆一生懸命に取り組んでいるのを見るとコーチ陣にとっては疲れが取れる瞬間だ!

Eddie Herrの本戦に残ったのは吉村大生だけに終わった。大生は明日から始まる本戦に吉野郁哉と小柴遼太郎と共に挑戦だ。U14歳以下では堀江亨が本戦からスタートだ。

今日負けた中でも平野太陽は貴重な体験をした。太陽はファーストセットダウン、セカンドセット3-5から6-5に逆転したところで5-4のラストポイントの時に横に付いたアンパイアに相手選手が“5-5だよ!”と言ったことでアンパイアはそれを信じて太陽にチェンジコートを許さず5-5からのスタートになってしまったのだ。

相手も相手のコーチもわかって誤魔化しているのだがそもそもの原因は太陽が5-5になった時にスコアを替えに行かなかった事と5-5でゲームカウントを言わなかった事が原因なのだ。ロシアの選手は何をしても勝てば良いと言うプレーをしてくる選手やコーチが多いのが有名なのだが太陽にとってはいい経験となった。ただ負けはしたが夜ドローを見ると欠員が出て本戦に入っていたので今日の経験はいい学習となったので結果的には良かった!数少ないラッキールーザーなので本当にラッキーだ!!

18歳以下予選2回戦の井上晴は2メートル以上の選手を相手に善戦したが勝ちには結びつかなかった。晴は後ろのフェンスに張り付いてリターンを試みたが簡単にサービスエースを取られプレッシャーをかけられセカンドセット3-1リードを守れず逆転負けを喫した。

明日もまた早朝から活動開始だ!!
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