左右上下そして短いボールも混ざる圭の活躍/デビスカップ

1月31日 土曜日 有明コロシアム
午前中有明のコートで練習、その後デビスカップ対カナダ戦応援の1日だった。植田実監督率いる日本チームの初日の結果は1勝1敗だった。

第1試合目の圭のプレーは序盤こそリードを許したがストレートの圧勝だった。ライン、ラインを攻め左右に相手を動かし時折混ぜる高いボールをフラットで打ち込もうとするポランスキーを翻弄した。圭の高いボールでは体重は後ろに乗せないでフラットドライブも打てる態勢から上に打つので相手としては目が上下してリズムを崩すのだ。左右上下そして短いボールも混ざるので相手は走り回る事になるので落ち着いてプレーが出来ないで最後は無理をしてくる展開だ。そのうちにオープンコートが出来てリスクなく圭がポイントを取るので相手はお手上げだ。

第2試合目は添田豪が競りながらもダンセビッチにストレートで敗退した。サービスポイントとエースの数の違いが大きかった。ストローク戦は添田が優勢に進めていただけにサービスと添田が勝負をかけたリターンでのエラーの差が大きく勝敗を分けた結果となった。ダンセビッチのような相手への戦略を考えた場合スタミナなく遠いボールは無理に走らない選手だったので長いラリーを意識的にして相手のスタミナを消耗させてサーブの確率を下げるアイデアが有効だったかもしれない。良いプレーでウイナーを取らないで届く範囲で配球して長いポイントを一時的にしてから相手の疲れたところで攻め込むパターンだ。

今日の結果は1勝1敗、最終日まで勝敗が縺れる今日の結果だった。明日、明後日の日本チームの活躍に期待だ!頑張れ植田ジャパン!!

有明で行ったチームヨネザワの練習には多数の選手がゲストで参加してくれた。同じ会場でプロの選手たちが戦っているところでの練習はジュニア達にとって最高にモーチベーションが上がる状況だ。圭の試合の観戦の後第2試合目の前にジュニア達を集めトレーニングを行った。その際彼らにデ杯の感想を聞くと“自分たちの練習しているポイントパターンを使ってる!”だった。そのパターンをあの舞台で使えるような選手になるように引き続きサポートして行きたい!!
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