ヨーロッパ遠征DAY11
今日も長い1日だった。最後の試合が終わったのは夜の8時だった。その後、軽く練習してから日課のトレーニングも行い1日を終えた。
ベルギー準々決勝の内藤祐希は質の高いプレーを見せた。空間、球種、プレースメント、気持ち全てにおいて素晴らしいプレーだった。
相手は最高ランキング48位、最近は大人の大会を中心に出ているWTAランキング980位の選手だ。7―5、6―3のスコアで勝ちきった。
序盤はオーバーパワーされていた祐希だが相手のパワーを上手くかわし高く深いボールでラリーに持ち込むとラインからラインに相手を動かしだした。スニークインボレーやスイングボレー、ドロップショット、左右のラインに運ぶフォアハンドとバックハンドで相手にプレッシャーをかけ続けると少しづつ甘いボールが来るようになった。
後半、3本連続サービスポイントや随所で見せたサービスエース、リターンでも打ち込んでポイントに繋げた。
シングルスの後のダブルス準決勝も大活躍ファイナルタイブレーク8-9、相手のマッチポイントをしのいで11-9で勝ち、明日の決勝戦へ駒を進めた。
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