春のヨーロッパ遠征がスタートした。成田空港を出てイスタンブール経由でザグレブ入りそして大会のあるビンコビッチまで車で2時間半クラブに着くまで24時間の旅だ。ホテルにチェックインしてからクラブで軽く汗を流し長い1日が終わった。
今回はヨーロッパ連盟の14歳以下の大会だ。ITFジュニアは18歳以下を対象とした世界規模の大会のシステムだがヨーロッパ連盟(テニスヨーロッパ)の大会はITFに出るまでの低年齢の選手にとって準備段階に位置している。
特に春から秋にかけてのレッドクレーコートでの経験はテニスの本質を磨く為には最高のサーフェスと言える。弾む、滑る、球足の遅いサーフェスはポイントを構築しなければならないテニスを学び身につける低年齢の選手達は経験しておかなければならないコートなのだ。14歳までに身につけたプレーで一生戦って行くスタイルが決まるのがテニスなのだ。
錦織圭とも年間5ヶ月はレッドクレーコートを廻っていたのを思い出す。冬は南米、春から夏はヨーロッパだった。TEAM YONEZAWA(チームヨネザワ)もチームをスタートしてから毎年ヨーロッパに出かけて戦ってきている。
今回の遠征でも1つでも多くの試合を経験して試合の中から色々な事を学んで欲しいと願っている。予選は明日からスタートだ!
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