3月25日(土) アメリカ、フロリダ州で行われているマイアミ・オープン、グランドスラム大会に次ぐ格のビッグ大会。

男子シングルス3回戦が行われ、錦織圭(日清食品)は2-6、2-6で第5シードのデルポトロ(アルゼンチン)に敗れてしまった。

非常に良い顔つきでコートに入ってきた錦織。
積極的に攻め、ボレーにいったり、絶妙のドロップ・ショットを放つなどしたが、好調で余裕のあるデルポトロを崩すことはできなかった。

デルポトロは手首の手術4回、2015年には現役引退の危機を迎えていたが復帰している。
錦織もデルポトロと対戦し、頑張れば復帰可能と感じたのではないだろうか。

錦織圭デルポトロ戦 元気に戦った

デルポトロと錦織圭

<<3回戦>>
5]Del Potro(ARG) 62 62 ●26]錦織圭

デルポトロ、今年はアカプルコ・オープンで優勝を飾ると、大坂なおみが女子で優勝したインディアンウエルズでのBNPパリバ・オープンでは今季無敗だったフェデラーに三つマッチポイントをセーブして逆転優勝している。

好調なデルポトロと対戦した錦織。
滑り出しは、非常に良く、ボレーなども見せオープンング・ゲームをキープした。

第2ゲーム、回り込んでのフォアを決めるなど、30-40とブレーク・チャンスがきたが。
デルポトロはTへサービス・エースなどでキープ。

「ファーストセットは凄くチャンスがあった。
先にブレーク・チャンスがあったし、」と、どのゲームもチャンスはあったがブレークはできなかった。

すると第5ゲーム、15-40とブレーク・ポイントを握られる。
早いタイミングでのバックのダウン・ザ・ラインなどでデュースに持ち込む錦織。
3度目のブレーク・ポイントも早い攻め、ボレーで決めて逃れる。

デュースは3回。4回目のブレーク・ポイント
フォアをネット デルポトロに3-2とリードを許す。このゲームだけで8分近く戦ったが。

2-2から4ゲーム連続で取られ、2-6。
「良いプレーが出だしは出来ていたと思う。
たぶん小さな自信や安定感だったり、そのへんが足りなく、持続もできなかった。」
と錦織。

第2セット、攻めようとする錦織だがローボレーをネット、最初のサーブを落とす。

アカプルコからの連戦、連勝で疲れているはずのデルポトロだが、気負いが抜けているのか?良いところでサービス・エースを放つ。

まだまだ本来の錦織圭のプレーができすストレートで敗れた。
「(アカプルコで)風邪になったりし、ここも100%の状態で望めたかと言えばそうでもない。
悔しいというか、もったいないというか
昨年もメキシコにやられるので(苦笑)、それはなんとかしたい。」と復帰してここまでの総括を語る。

「もうちょっとハードコートで戦いたかった。
クレーになるとちょっとは手首の心配もあるし、スピンを必然的に掛けて手首に負担はかかるので。」

「(4月16日からはATP1000の)モンテカロルに出るので、クレーで頑張りたい。」
物足りない部分はあるが、気持ちはクレーで戦う準備ができているようだ。

フェデラーを破り前週優勝したデルポトロ

フェデラーとジョコビッチが共に初戦で敗れ、ナダルとマレーは怪我で欠場している。
デルポトロのこの勢いだったら三大会連続優勝の可能性も感じられるテニスだった。

デルポトロは2009年USオープンに優勝したが、その後、左右の手首の手術を4度もしている。
最高ランキング4位になったが、その故障で1045位にまで落ちた。
そこから復帰しているデルポトロ。錦織圭もデルポトロのように復帰して欲しい。

ファン・マルティン・デルポトロ
1988.09.23生まれ29歳
身長198cm/体重97kg
優勝 22回

2009年9月 USオープン優勝。ランキングは5位に。
2010年5月4日 右手首 手術
2014年1月27日には自己最高ランキング4位を記録。
しかし
2014年3月24日 左手首 (joint)手術
2015年1月20日 左手首 (ligament)靭帯手術
2015年6月18日 左手首 (tendon)腱手術
2016年2月8日には1045位までランキングを落としていた。

ボトムハーフではデルポトロと共にチリッチ、鄭現(チョン ヒヨン )などが16強になっている。

Miami Open 2018 大会情報・ドロー・対戦成績


手首も気にせず元気に戦っていた錦織圭

(記事 塚越亘/塚越景子/A.Uchida photo/H.Sato/TennisJapan)