5月7日 マドリード・オープン

錦織圭(日清食品)はいきなり元No.1のノバク・ジョコビッチ(セルビア)と1回戦で対戦、残念ながら5-7、4-6と競り負けた。
敗れてしまったが、錦織は手首の痛さは気にせず戦い、ジョコビッチと対等に戦っていた。
「大切なポイントがなかなか取れなかった」と錦織。そのポイントが取れていたら流れは変わっていたかもしれない。
勝負どころでの集中力を発揮したジョコビッチ、さすが元世界1位。両セット共に最後のゲームをブレークした。

明日、8日は杉田祐一(三菱電機)対P・コールシュライバー(ドイツ)の1回戦が14時(日本時間同日20時)ごろ行われる。

錦織圭 5ポイント差で敗れる

ジョコビッチは右肘故障による長期離脱で現在のランキングは12位。

錦織は4月のマスターズ・モンテカルロ大会で準優勝したが、続くバルセロナ・オープン2回戦では疲労による右太もも痛のため途中棄権して以来の実戦。

二人の対戦成績は錦織から2勝11敗(錦織の2度の試合前棄権を含まず)。
錦織、2014年USオープン準決勝で勝って以降は10連敗中。

ジョコビッチの角度のあるワイドへのサービス・エースで始まる。
30-0からダブルフォルト。
ネットインのボールをダッシュで拾った錦織が30-30とする。
攻めて30-40といきなりブレーク・チャンスがきた。

三回目のデュースの末にジョコビッチがキープした。

ジョコビッチの調子はまだまだ。対して錦織のテニスの精度はかなり良かった。

2-2、ジョコビッチのサーブ、0-40と錦織がブレーク・チャンス。
11回のラリー戦、ジョコビッチは左右に振られ、最後のバックは押さえ切れずロング、3-2と錦織がブレーク・アップした。

続く錦織のサーブ、30-40。ここで錦織は痛恨のダブルフォルト、3-3。試合時間は30分を軽く越えている。激戦だ。

レベルの高い戦い、ジョコビッチが5-4とキープする。

続くゲーム、クロスのサーブをジョコビッチはフォアのリターン・エースでセットポイントを握られる。
2つのセットポイントを3回のデュースの末に錦織はキープ。5-5

ジョコビッチが6-5とキープ。

錦織サーブで30-40と3回目のセットポイントを掴まれる。

錦織のセカンド・サーブをジョコビッチは「待ってました」とばかり、フォアで逆クロスを決めた。
7-5でジョコビッチ。試合時間66分。

第2セット

ジョコビッチのサーブ、ダブルフォルトで30-40といきなりブレーク・チャンス。
しかしジョコビッチが1-0とキープ

攻める錦織、守るジョコビッチ。

3-3、ここでジョコビッチがイージーなグランド・スマッシュをネットし30-30に。
動揺するかと思われたがジョコビッチは集中力を増し、2ポイト連取で4-3とキープした。

4-5、錦織のサーブ。攻めて、40-15。
5-5になると思われたが、フォアのクロス、バックのクロスが僅かにアウトしデュースになる。

3回目のデュース。13回目のショット、ライン上のボールをなんとか返すがロングになり、マッチポイント。

5回目のバックはロング、5-7、4-6で敗れてしまった。

両者の取ったポイント数は錦織の76に対してジョコビッチの81。僅か5ポイントの差での敗戦だった。

Mutua マドリード・オープン


男子は第1シードは2連覇を狙うナダル、第2シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第3シードはG・ディミトロフ(ブルガリア)、第4シードはJ M・デルポトロだ

ジョコビッチと観客を沸かせる大接戦した錦織圭

記事:塚越亘/塚越景子 写真:H. Sato/Tennis Japan