相手に簡単にポイントを与えない/ヨーロッパ遠征 Day 16

6月16日 ヨーロッパ遠征 Day 16 チャチャック 晴れ 30度

チャチャックではコートサイドの家に宿泊しているので1日を有効に使っている。早朝から夜まで練習、試合、トレーニングで充実した1日が送れている。コートと宿が近いメリットは昼寝をする時間と場所もあることだ。

夏場は特に昼寝が体力回復に役立つ。コート上が40度近くなっているところで日光を浴びてプレーしている選手たちには必要な昼寝だ。

予選1回戦を通過したのは久保田誠彬、大野一真、川島颯、平野太陽だった。クレーコートは弾み球足が遅いのでラリーが長く簡単なポイントがないのが特徴だ。欲しいポイントで一攫千金を狙う選手は勝ち残れないのがクレーコートのテニスなのだ。

多彩なプレーをすることは強くなるために絶対条件だが同時に簡単に相手にポイントを与えないことも同じだけ大事なことなのだ。

大事なポイントが欲しい時、思い切ってプレーすることは大事なことだが、決してサービスリターンやベースラインの後ろからウィナーを取りに行くことではないのだ。

午後ヨーロッパを転戦中の、Kids Cupの松島徹さんとクラブでお会いした。小4で全国選抜準優勝の佐藤久真莉ちゃん(茨城、CSJ)、小柴遼太郎君(三木ロイヤルTC))も一緒だ。低年齢でこの環境を経験しておくことは本当に貴重な財産になるはずだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。全て必須項目となります。