10月27日 エルステ バンク・オープン
準決勝が行われ、錦織圭(日清食品)はM・ククシキン(71位、30歳、カザフスタン)を6-4、6-3のストレートで破り、今年3度目の決勝進出を果たした。
「楽勝に見えたかもしれないが、タフな相手、難しい場面もあった。
この数試合はいいプレーができている。
初出場の大会で決勝に進出できてうれしい」と錦織。
2016年2月の全米室内選手権(メンフィス)以来2年8ヶ月ぶりの優勝とツアー通算12勝目に王手だ。
決勝は今年のウィンブルドン準優勝者、32歳のベテラン、ケビン・アンダーソン(南アフリカ)と対戦する。対戦成績は錦織の4勝2敗
決勝は28日、現地14時から(日本時間22時)から。
錦織圭準決勝
6-4,6-3ククシキン戦
お互いにサービスキープが続く。
4-5、ククシキンのサーブ、錦織は15-40とセットポイントを掴むがデュースに。
3度目のデュース後に4度目のセットポイント。
フォアをオープンに決め6-4で第1セットを取る。
第2セット
なんと40-0から5ポイント連取されブレーク・ポイントを握られる。
が3ポイント連取で1-0とキープ。
続くククシキンのサーブを錦織はラブでブレーク、2-0。
続くサーブで、錦織はブレーク・ポイントを握られるが、踏ん張り3-0とキープ。
5-3、サービング・フォ・ザ・マッチ、
サービス・エースの連発で40-30とマッチポイント、
バックのダウン・ザ・ラインにクリーンのエース。
錦織圭決勝進出だ。
マスターズ大会パリ
ドローできる
錦織、この大会後は29日開幕のローレックス パリ・マスターズ(パリ)。錦織は第10シードで出場する。ドロー
予選にはダニエル太郎(エイブル)が挑戦したが、58位のペア(仏)に3-6,3-6で敗れた。予選ドロー
錦織圭レース9位
ATPファイナル出場可能性高まる!
錦織、最終戦のATPファイナル出場を争う最新レースランキングでは9位。
8位のティエムは合計3535ポイント。
錦織がもし優勝すると(優勝500ポイント-90ポイント=)410ポイントが加算され8位のティエムとは125ポイント差。
(3位のデルポトロは怪我のためにATPファイナル出場が微妙な段階なので、9位でもチャンスがあるかも?)
記事塚越亘/塚越景子 photo:Erste Bank Open 500