6月20日 ウィンブルドンの前哨戦、芝のコートでの大会、 ネイチャーバレー・クラシック。
2回戦が行われ、世界1位の大坂なおみ(日清食品)が、43位、24歳のユリア・プティンセバ(カザフスタン)に2-6、3-6とまさかのストレート負けを喫してしまった。
フレンチオープンに優勝し、世界2位になったバーティ(オーストラリア)がもしこの大会で優勝すると、今年1月28日の週からNo.1を維持していた大坂は抜かれてしまう。WTAランキング6/17付けでは252ポイント差
バーティは準々決勝でビーナス・ウィリアムズと対戦する。
大坂なおみ ウィンブルドン前哨戦
まさかの2回戦負け
対戦相手のユリア・プティンセバは43位、24歳。
対戦成績は0勝1敗、2018年1月豪州のホーバットで大坂は負けている。
大坂、この大会には3年連続出場しているが、いずれも2回戦で敗退。初のベスト8入りを狙い戦ったが。
大坂のフレームショット気味のリターンで試合は始まる。
ラブでプチンセワがキープ。
大坂、40-30、デュースでもゲームポイントがあるが、ダブルフォルト。
2度のデュースの末にブレークされ、0-2。
30でキープされ、0-3。
ジェンキンス・コーチを呼ぶ。
「まだ寝ているね。
パッション、ファイトを示せ。
もう一球多く打て」とジェンキンス・コーチは大坂を鼓舞する。
Tへサービス・エースを決め40-30とするが、デュース6回、最後はバックのドロップ・ショットのリターン・エースで決められる。ドロップ・ショットのリターン・エース
なんと0-4、観客からは「カモン、ナオミ!」と大きな声援が起こる。
一つブレークし、2-5とする。
しかし続く大坂のゲームは15-40でセットポイントを握られフォアをロングにしてしまい、2-6で第1セットを落とす。
第2セット
第2ゲーム、0-40、フォアをかなりロングしてしまい、ラブで落とす。
0-2となるが、第3ゲームをブレーク・バック、相手もNo.1に勝利を意識したか15-40からダブルフォルト、ブレーク・バックした。
これから挽回劇が?始まるか?
なんと3ゲーム連取で3-2と挽回する。
コートチェンジではベッチに座らず。芝の上に足を伸ばして座っている。脚に負担がきているのか?
ドロップ・ショットを返され、15-40。1ポイントはかえしたが、フォアに回り込んだストレートのショットはネット、3-3。
第8ゲームのサーブはラブで落とし、3-5。
マッチポイントはバックのチョップ気味なスライスをサービスライン付近に決められてしまった。
現地記事:No.1の争いは?
公式hp:Nature Valley Classic
WTA $1,006,263 Premier BIRMINGHAM
会場:Edgbaston Priory Club
期間:6/17 - 6/23, 2019
ドロー
土居美咲、日比万葉、予選から挑戦
予選ドロー
大坂なおみ7月1日からはウィンブルドンだ。
記事:塚越亘/塚越景子 photo:©Nature Valley Classic