4月30日 大坂なおみ(日清食品)のクレーコートシーズンが ATP,WTA男女共催大会 「Mutua マドリードオープン」から始まった。
大坂は第2シード。初戦では厳しい予選を突破してきた土居美咲(ミキハウス)と対戦。
最初のサーブをブレークされるなど土居の攻撃テニスに押されるが、7-5、6-2のストレートで破り2回戦に進出した。
2回戦では世界ランク20位のK・ムチョバ(チェコ)と対戦する。
男子のドローができ、錦織圭(日清食品)は1回戦で世界ランク23位のK・ハチャノフ(ロシア)と対戦する。24歳のハチャノフの最高ランキングは8位。2018年ATP1000 パリマスターズ ではズベレフ、ティエム、ジョコビッチなどを破り優勝の強敵だ。
予選からは西岡良仁(ミキハウス)が挑戦、1回戦でP・CUEVAS(ウルグアイ)と対戦する。
大坂なおみ
今季初のクレーコートでの試合
<<1回戦>>
◎大坂なおみ 7-5 6-2 ●土居美咲
過去の対戦成績は大坂の2勝だが、直近の昨年秋のUSオープン1回戦では6-2、5-7、6-2。2016年、最初の対戦でも6-4、6-4と競りあっている
土居らしい、テンポの速い攻撃プレーで大坂のサーブを破り、2-0。土居は3-0とリードするチャンスがあったが逃した。
大坂は、ミスを減らして逆に2度のブレークで5-4と逆転、サービング・フォ・ザ・セットとする。
ところが第10ゲームを土居はラブでブレーク・バック5-5と追いつく。
土居キープしたいところだが、6度のデュースの末にサーブを落とす。
大坂サービス・エースを決め7-5で第1セットを取る。
第2セットは、大坂が最初のサーブをブレークすると、第7ゲームでも土居のサーブを40-0からブレーク。
勝ち切った。
大坂なおみ2回戦では世界ランク20位、24歳のK・ムチョバ(チェコ)と対戦する。
全豪オープンでは準々決勝でNo.1のバーティーを破り4強となっている強敵だ。
土居美咲
「チャンスはあった」と振り返る
「チャンスはあったので残念。
まだメンタル的にもテニス的にも成長できている」と、厳しい予選も勝ち抜き、手応えを掴んでいる。
4月29日に30歳の誕生日を迎えた土居美咲。
コロナ禍の中、今年は1月15日に日本を離れ、それ以降は、中東、アメリカと転戦、ヨーロッパでは全仏オープン、ウィンブルドンまで戦う。素敵な記事ありがとうby土居美咲
4/29誕生日✨
ついに30歳を迎えました🤫沢山の方に支えられながら今もenjoyしながら活動する事ができています。
本当にありがとうございます☺️
まだまだ挑戦できる環境に感謝して日々過ごしていきたいと思います。写真はバブルに入る前なので数日前ですが、プチお祝いしてもらいました😋🥰 pic.twitter.com/4TIgL5jepk
— Misaki Doi 土居美咲 (@MisakiDoiTennis) April 29, 2021
会場:La Caja Magica
マドリード現地時刻(時差-7時間)
4/29 - 5/09, 2021
オーダー・オブ・プレー
ライブスコア
YouTube
女子 €2,549,105 WTA1000 マドリードオープン
64ドロー
ドロー
本戦ドローPDF
予選ドロー
ダブルスドロー
男子 €3,226,325 ATP Masters1000 マドリードオープン
56ドロー
トレーニング中の大坂なおみ 練習動画
Good vibes 😌@naomiosaka | @WTA | #MMOPEN pic.twitter.com/HwxvhRP4p1
— #MMOPEN (@MutuaMadridOpen) April 29, 2021
Another day at the office 🎾@naomiosaka | #MMOPEN pic.twitter.com/JEZkitMDHt
— #MMOPEN (@MutuaMadridOpen) April 26, 2021
記事:塚越亘 塚越景子 写真:Mutua マドリードオープン