14日、オーストラリアのメルボルンで開催されているテニスのグランドスラムである全豪オープンは男子シングルス1回戦が行われ、添田豪(29歳)は第4シードのアンディ・マリー(26歳、英国)に1-6、1-6、3-6のストレートで敗れ、2年連続の初戦突破はならなかった。
アリーナコートの一つであるハイセンス・アリーナで行われたこの試合、添田はオープニングゲームをラブゲームでキープするが、その後はツアー随一の守備力を誇るマリーの前に攻め手を欠き、6ゲームを連取される。第2セットに入っても試合の流れは変わらず、わずか49分で添田は2セットダウンに追い込まれた。
第3セットに入ると、序盤こそサービスキープを続けた添田であったが、セット中盤から終盤にかけて2度のブレークを許してしまい万事休す。結局このセットも奪ったマリーが、1時間27分で2回戦に進出した。
添田は2012年の全仏オープンから、今大会までグランドスラム8大会連続出場としていた。一方のマリーは、昨シーズン後半は腰の怪我のために棒に振っていたが、今大会では過去4年間で3度の決勝進出を果たすなど相性がいい大会となっている。
全豪オープン
男子シングルス
1回戦
○錦織圭[16] 6-3 5-7 6-2 4-6 6-2 ●マリンコ・マトセビッチ
○アンディ・マリー[4] 6-1 6-1 6-3 ●添田豪