25日、オーストラリアのメルボルンで開催されているテニスのグランドスラムである全豪オープンは車いすテニス部門の男子シングルス決勝が行われ、第1シードの国枝慎吾(29歳)がグスタボ・フェルナンデス(20歳、アルゼンチン)に6-0、6-1のストレートで圧勝、2年連続7度目の優勝を果たした。

肘の怪我で欠場した2012年を除き、2007年から負けなしの22連勝、6度の優勝を果たしていた国枝。この日はその実績を証明するかのように若手のフェルナンデスを圧倒、わずか52分で7度目のシングルス制覇とともに、7度目の単複2冠を達成した。

第1セットをベーグルで先制した国枝は、第2セットで1度だけブレークを許したものの、それ以上の反撃をフェルナンデスに許すことはなかった。