2023年5月5日(金・祝)『PTLフェスタinレッツ!インドアテニススクール若葉台』が開催された。
このイベントは国内でプロテニスリーグを設立、運営し、「テニスのスポーツビジネス的価値を高める」ことを目的とした一般社団法人プロテニスリーグ機構(以下PTL)が主催となり、同法人の活動に賛同している事業所とプロ選手の協力により実施された。
第6回となる今回は、東京都稲城市の「レッツ!インドアテニススクール若葉台」にて中西聖也プロ(チームralosso)と吉川雄介プロ(ロイヤルSCテニスクラブ)が参加し、スクールの岩佐コーチ、丸山コーチと共に男子ダブルス、男子シングルスによる団体戦形式の試合を行った。
当日は元日本代表コーチの増田健太郎プロや、杉山記一プロも来賓として挨拶し、大会の成功とPTLへのエールを送った。
PTLでは「プロを身近に」「観戦を気軽に」「勝負は真剣に」「新テニスエンターテインメント」をコンセプトに活動している。
当日の午前中はヒッティングイベントによりプロと関わる時間を設け、午後の観戦イベントは常にBGMがかかる快適なインドアテニスコートの会場にてカジュアルに行われる。キッチンカーの飲食やスイーツをほおばりながら、参加者本人が選択した応援チームカラーの赤、青に分かれたティックバルーンを叩いて声援を送る。
バルーンを叩いての応援や、キッチンカーの食事など、カジュアルに観戦を楽しめる
試合は吉川雄介プロ(ロイヤルSCテニスクラブ)と丸山コーチの「チームBLUE」が、中西聖也プロ(チームralosso)岩佐コーチの「チームRED」に得失ゲーム差1という大接戦で勝利を収める。
プロとコーチがペアを組んで戦うダブルス
試合間はコーチによるジャグリングやチーム勝敗当てクイズ等のミニイベント、コート外では射的コーナーや化粧品のブース、バルーンアートスペース等でお楽しみイベントも実施された。
PTLの河合陽太理事は「日本国内にも才能に溢れたプロ選手がたくさんいます。彼らにスポットライトを当てることでファンやスポンサーを募るきっかけとしてもらい、世界への足掛かりとしてもらいたい。また、賛同事業所と賛同プロとの協力により、国内でテニス観戦の文化を構築してテニスファンを増やし、現在340万人まで減少してしまったテニス人口を1000万人にまで増やしたい」と語る。
立ち上がりから3年目を迎える同法人だが、徐々に協力企業や賛同プロ、賛同事業所も広がりをみせてきており、今後の活動から目が離せない。
一般社団法人プロテニスリーグ機構
http://ptl.spo-sta.com/
レッツ!インドアテニススクール若葉台
https://www.lets-tennis.jp/
情報・写真提供:一般社団法人プロテニスリーグ機構