皆さんこんにちは。川又智菜美です。
2024年もあと少しとなりましたね。年末のこの時期は海外をツアーで回っている選手たちも日本に帰ってきていることが多いのでテニスイベントが豊富!
色んなイベントに参加されている方も多いのではないでしょうか?

BLUE SIX HEAT JAPAN2024

12/14(土)と12/15(日)には年末恒例の「BLUE SIX HEAT JAPAN2024」が開催されました。
取材に行ってきたので、その熱い模様をお伝えしていきます。

HEAT JAPANといえば、日本を代表するプロ選手たちが集結し、その試合の様子を通常ではあり得ないような近距離から見ることができるというところが最大の魅力です。
今年試合に参加した選手は、伊藤竜馬プロ、今井慎太郎プロ、清水悠太プロ、高橋悠介プロ、綿貫陽介プロです。(出場予定だった内山プロは大胸筋肉離れのため、残念ながら解説でのご参加でした)


HEAT JAPANはエキシビションとはいえ、しっかりと順位を決めるイベントになっています。こうして順位がかかってくるからこそ、迫力満点の試合を観ることができるんです。

最終結果

今年の優勝は清水悠太プロ!

準優勝は高橋悠介プロと綿貫陽介プロでした。

順位がかかったプロ同士の白熱した戦いだけでなく、ダブルスではプロ同士はもちろん、コーチやジュニアがプロに挑戦する試合も行われます。圧倒的に立ち塞がるプロたちを前に、挑戦者の方達を応援するのに身が入りましたよ!

HEAT JAPANの魅力

一昨年も私はHEAT JAPAN観戦していたのですが、その時も今年も「このイベント最高だなぁ!」と思ったのは
【選手たちとの距離の近さ】
このイベントに参加すると、物理的にも心情的にも選手たちとの近さを感じることができるんです。

まず、物理的。
圧倒的に試合コートと観客席の距離が近いです。
プレミアムシートの方なんて、選手のワイドショットがどんどん入ってくるほどに近いです。

通常、コートと同じレベルのところからプロの試合を観戦できることはほぼないですし、あったとしてもフェンスがあるものですが、HEAT JAPANではフェンスもありません。
打球音だけでなく、選手の息遣いやひとりごともすぐに聞こえてくるような距離感で観戦することができます。こちらが、このあとお話する「心情的にも選手を近くに感じられる」ことの鍵になってきます。
この近さで試合を観ると、より打球の速さや軌道を感じながら観戦をすることができます。
ウィナーもサーブも、速いとは知っていたけれどこんなに速いの!?ってなりました。

もう1つが心情的に選手を近くに感じることができるという点。
こちらは、実況解説席が試合コートのすぐ横にあり、その様子を会場で観客も選手自身も聞きながら進行していくというところが大きいです。


実況の鍋島さん、そして主催で選手たちをよく知っている増田健太郎さんをはじめ、時には鈴木貴男プロや内山靖崇プロ、イベント参加選手などが参加して、通常の実況解説よりかなりフランクな雰囲気で進んでいきます。
通常では聞けないような、選手たちのプライベート情報や面白エピソード、選手同士の掛け合いなど、より素に近い状態の選手を垣間見ることができるんです!

実際に試合を戦っている選手もその様子が聞こえているわけですから、ポイント間にはリアクションをとったり、くだけた様子が見られたりします。
普段は試合モードで真剣なイメージがある選手でも、「こんな一面があるんだ!」と知ることができ、よりその選手の好きな面を発見できること間違いなしです。

お楽しみ要素がたくさん

試合以外に選手たちのサイン会や、抽選会では豪華な商品が当たるなどお楽しみ要素が盛りだくさん!
まさに熱いイベントでした。

次回コラムのおしらせ📢

この取材時に、今年現役を引退された伊藤竜馬プロにインタビューをさせていただきました。
近日その様子もコラムにアップしますので、更新をお楽しみに。

それでは皆さん、引き続き楽しいテニスライフを♪

写真 / 伊藤功已