
実業団の団体戦「第40回テニス日本リーグ」の決勝トーナメントが横浜国際プールで2月13日から15日にわたり開催されている。2月14日には準決勝と順位決めの試合が行われた。
今回の男子のドローはリーグ戦で戦ったチームと再戦するようになっており、準決勝の1つのカードはブルーブロックを1位通過した橋本総業ホールディングスとブルーブロック2位のエキスパートパワーシズオカ。2ndステージで対戦した時には、橋本総業HDが2勝1敗で勝利している。

リーグ戦の時とまったく同じ出場メンバーでの対決となり、1試合目のシングルス2は橋本総業HDの福田創楽とエキスパートパワーシズオカの熊坂拓哉が激突。リーグ戦と同じ流れで、第1セットを福田が取り、第2セットを熊坂が取り返して、ファイナルの10ポイントタイブレークでの勝負となった。今回は福田が攻めの姿勢を貫いて勝利し、リーグ戦での雪辱を晴らした。
橋本総業HDはシングルス1のカスジット・サムレジと、ダブルスのビツウンテアン零朗/三井駿介組も勝利して、3-0で決勝進出を決めた。決勝に駒を進めたのは2年ぶり4回目、2度目の頂点を目指す。

もう1つの準決勝は、レッドブロック2位のイカイと、レッドブロック4位通過のノアインドアステージ。イカイはシングルス2の松田康希と、シングルス1のベイビット・ズカエフが勝利して決勝進出が決定。5度目の優勝を狙う。
■男子決勝トーナメント 準決勝結果
橋本総業ホールディングス 3-0 エキスパートパワーシズオカ
イカイ 2-1 ノアインドアステージ
■ 5・7位決定戦結果
三菱電機 3-0 山喜
レック興発 2-1 伊予銀行


女子準決勝の島津製作所と橋本総業の対戦は、3年連続となるが今回が最も接戦となった。シングルス2では、橋本総業の小林ほの香が、島津製作所の山﨑郁美に挑み、第1セットを競って落とすものの、第2セットを取り返し、ファイナルタイブレークに持ち込んだ。敗れたものの成長した姿を見せた。

シングルス1では橋本総業に新加入した吉本菜月が、ランキングでは上位選手の加治遥に対して一歩も引かず、ストレートで勝ち切った。吉本は昨年3月のITFツアー甲府大会で加治と対戦しており、その時は敗れている。
「前回はリードしていても自分のミスで簡単に相手にポイントを渡してしまって流れが作れませんでした。戦術面も足りないと実感していたので、今日の試合は1年前に比べて成長したと思います。ミスが増えそうな場面でも、しっかりと打ち切れたので良かったです」と、威力のあるショットを最後まで打ち続けて勝利を挙げた。

初めてシングルスで1-1となり、勝敗はダブルスに委ねられた。橋本総業はベテランの大前綾希子と若手の北原結乃のペアで勝負に行ったが、島津製作所の桑田寛子/鈴木渚左ペアには及ばず。初の決勝進出は叶わなかった。

前回優勝している橋本総業ホールディングスは、準決勝でリコーと対戦。シングルス1の坂詰姫野が第1セットを落としたが、立て直して勝利し決勝に駒を進めた。
女子決勝カードは4年連続で橋本総業ホールディングスと島津製作所。なんと10度目の決勝での対戦となる。ランキング的には橋本総業HDの方が優勢ではあるが、3連覇とアベック優勝のプレッシャーがどうかかわってくるか。注目したいところ。

■女子決勝トーナメント 準決勝結果
橋本総業ホールディングス 3-0 リコー
島津製作所 2-1 橋本総業
■ 5・6位決定戦結果
フクシマガリレイ 2-1 明治安田


<大会スケジュール>
2月15日(日)/男女決勝戦、男女3位決定戦10:30~
テニス日本リーグ公式HP
https://tennis-jl.jp/
取材/文:赤松恵珠子 写真:伊藤功巳



