前週の「TEB BNPパリバ・イスタンブール・オープン」(ATP250)で25歳のダニエル太郎は松岡修造、錦織圭、杉田祐一に次ぐ日本男子史上4人目のツアー初優勝を果たした。そして5月7日に発表されたATPランキングでは自己最高の82位となっている。
「ATP250初優勝!!
嬉しいと言うよりはビックリしてます。
努力と運が重なってインディアンウェルズとともに結果が出てきた大会でした。
夜遅く応援してくれるファンの皆んなには本当にいつも感謝です。
ちなみにこの勝った瞬間のポーズはマーベルのヒーロー映画の見過ぎで意味分かんなくでてきました笑笑」とダニエル。
優勝後、ダニエルはローマで行われる、BNLイタリア国際(通称イタリアン・オープン)予選に出場するために、ローマに行った。
「次はまだ補欠ですがローママスターズの予選までローマで待機/トレーニングしておきます」とツィートしている。
予選出場は3週間前のランキングで決まる。82位になったダニエルだが、3週間前のランキングは114位だったためにイタリアン・オープン予選には結局入れなかった。イタリアン・オープン予選、ラストインは107位の選手だった。
そのために、ダニエルは急遽、ポルトガルのリスボン・チャレンジャーでの主催者推薦枠で、第1シードとして出場することとなった。
西岡良仁 予選から決勝進出だ!
多くの日本人男子プレーヤー達が韓国のチャレンジャーに挑戦している
記事:塚越亘/塚越景子 写真:H. Sato/Tennis Japan