★女子テニス・グランドスラム大会
■7,780,000ユーロ Roland Garros 2011, Paris, France (Red Cray)
22日から、フランスのパリで開催される4大大会、全仏オープン(クレーコート)のドローが発表された。女子シングルスは、4大大会13度の優勝を誇るセリーナ・ウィリアムズ(29歳)が昨年のウィンブルドンを最後に怪我と病気のためにツアーを長期離脱しており、本命不在の大混戦となりそうだ。
第1シードには、無冠の女王、キャロライン・ウォズニアッキ(20歳)が、第3シードのベラ・ズボナレワ(26歳)と共に、4大大会初タイトルを狙う。第2シードのキム・クライシュテルス(27歳)は、USオープン、全豪オープンに続いての3大会連続での優勝を狙うが、足の怪我のために4月以降試合に出場しておらず、調整具合が心配材料となる。
全仏優勝経験者は、昨年の覇者、第5シードのフランチェスカ・スキアボーネ(30歳、イタリア)と、2009年大会の優勝者で第13シードのスベトラーナ・クズネツォワ(25歳、ロシア)の2人。
第7シードのマリア・シャラポワ(24歳、ロシア)は、前哨戦となったWTAプレミア5大会のBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、クレー)で優勝しており、唯一優勝していない全仏オープンで生涯グランドスラムを狙う。
そして日本勢、まずクルム伊達公子(40歳)は、1回戦で第1シードのウォズニアッキと対戦する不運なドローとなった。ここまで本調子には程遠いが、昨年も1回戦で第9シードのディナラ・サフィーナを下しているだけに波乱を期待したい。両者は2009年のウィンブルドン選手権で1度だけ対戦があり、その時はフルセットの末にウォズニアッキが勝利している。
前哨戦のブリュッセル女子オープン(ベルギー/ブリュッセル、クレー)で8強入りして乗り込んできた森田あゆみ(21歳)は、世界ランク251位でワイルドカード(主催者推薦)で出場のクリスティナ・マダナビッチ(18歳、フランス)と対戦する。
波形純理(28歳)は予選通過選手と対戦、2回戦では、ウォズニアッキとクルム伊達の勝者と対戦するドローとなった。
上位シードは以下の通り。
第1シード:キャロライン・ウォズニアッキ(20歳、デンマーク)
第2シード:キム・クライシュテルス(27歳、ベルギー)
第3シード:ベラ・ズボナレワ(26歳、ロシア)
第4シード:ビクトリア・アザレンカ(21歳、ベラルーシ)
第5シード:フランチェスカ・スキアボーネ(30歳、イタリア)
第6シード:李娜(29歳、中国)
第7シード:マリア・シャラポワ(24歳、ロシア)
第8シード:サマンサ・ストーサー(27歳、オーストラリア)
◆関連サイト
ライブスコア(大会公式サイト)
◆関連ニュース
全仏オープン女子14日目 新女王誕生、スキアボーネが初優勝(2010大会決勝ニュース)
グランドスラム:全仏オープン2011
シングルス
1回戦
※5月21日に予選通過者の選手をドローに組み込みました。
【トップハーフ】
キャロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)[1] vs クルム伊達公子
波形純理 vs アレクサンドラ・ウォズニアク(カナダ)(Q)
MCHALE, Christina(米国) vs サラ・エラニ(イタリア)
張帥(中国) vs ダニエラ・ハンチュコバ(スロバキア)[28]
シャハー・ピアー(イスラエル)[19] vs マリア・ホセ・マルチネス・ サンチェス(スペイン)
レベッカ・マリーノ(カナダ) vs カテリナ・ボンダレンコ(ウクライナ)
アラバン・レゼー(フランス) vs BEGU, Irina-Camelia(ルーマニア)
マグダレナ・リバリコワ(スロバキア) vs スベトラーナ・クズネツォワ(ロシア)[13]
マリオン・バルトリ(フランス)[11] vs TATISHVILI, Anna(グルジア)
アグネシュ・サバイ(ハンガリー) vs オリガ・ゴボルツォワ(ベラルーシ)(Q)
キルステン・フリプケンス(ベルギー) vs ルーシー・サファロバ(チェコ)
マチルド・ジョハンソン(フランス) vs ユリア・ゲルゲス(ドイツ)[17]
ツベタナ・ピロンコバ(ブルガリア)[32] vs DELLACQUA, Casey(オーストラリア)(WC)
ヒセラ・ドゥルコ(アルゼンチン) vs FALCONI, Irina(米国)(WC)
アラ・クドリャフツェワ(ロシア) vs シモーナ・アレ(ルーマニア)
イベタ・ベネソバ(チェコ) vs サマンサ・ストーサー(オーストラリア)[8]
ベラ・ズボナレワ(ロシア)[3] vs ロウルデス・ドミンゲス・リノ(スペイン)
サビーネ・リシキ(ドイツ)(Q) vs アクグル・ アマンムラドワ(ウズベキスタン)
アンジェリーク・クルベール(ドイツ) vs GALLOVITS-HALL, Edina(ルーマニア)
アナスタシア・ロディオノワ(オーストラリア) vs ナディア・ペトロワ(ロシア)[26]
アリサ・クレイバノワ(ロシア)[23] vs LLAGOSTERA VIVES, Nuria(スペイン)(Q)
レナタ・ボラコバ(チェコ) vs アリーゼ・コルネ(フランス)
シビル・バンマー(オーストリア) vs BARTHEL, Mona(ドイツ)(Q)
ヤロスロワ・シュウェドワ(カザフスタン) vs アナスタシア・パブリュチェンコワ(ロシア)[14]
エレナ・ヤンコビッチ(セルビア)[10] vs アリョーナ・ボンダレンコ(ウクライナ)
エレナ・ドキッチ(オーストラリア) vs ベラ・ドゥシェビナ(ロシア)
アランチャ ・パーラ・サントンハ(スペイン) vs ベサニー・マテック(米国)
バーバラ・レプシェンコ(米国) vs フラビア・ペンネッタ(イタリア)[18]
彭帥(中国)[29] vs タミラ・パスゼック(オーストリア)
SANCHEZ, Olivia(フランス)(WC) vs ポローナ・エルコグ(スロベニア)
アン・キオザボング(英国) vs DOLONTS, Vesna(ロシア)
メラニー・ウダン(米国) vs フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)[5]
【ボトムハーフ】
李娜(中国)[6] vs バルボラ・ザーロバ・ストリツォバ(チェコ)
SOLER-ESPINOSA, Silvia(スペイン)(Q) vs エレーナ・ベスニナ(ロシア)
パティ・シュナイダー(スイス) vs ソラナ・チルステア(ルーマニア)
POUS-TIO, Laura(スペイン) vs アレクサンドラ・ドゥルゲル(ルーマニア)[27]
ドミニカ・チブルコバ(スロバキア)[22] vs バニア・キング(米国)
エレナ・バルタチャ(英国) vs STEPHENS, Sloane(米国)(Q)
ZAHLAVOVA, Sandra (チェコ) vs 鄭潔(中国)
グレタ・アーン(ハンガリー) vs ペトラ・クビトバ(チェコ)[9]
カイア・カネピ(エストニア)[16] vs ソフィア・アルビドソン(スウェーデン)
FORETZ GACON, Stephanie(フランス)(WC) vs WATSON, Heather(英国)(Q)
エカテリーナ・マカロワ(ロシア) vs ロミナ・オプランディ(イタリア)
LARSSON, Johanna(スウェーデン) vs アナ・イバノビッチ(セルビア)[20]
ロベルタ・ビンチ(イタリア)[30] vs アルバータ・ブリアンティ(イタリア)
エフゲニア・ロディナ(ロシア) vs BREMOND, Iryna(フランス)(WC)
PARMENTIER, Pauline(フランス)(WC) vs クセニア・ペルバク(ロシア)
HLAVACKOVA, Andrea(チェコ) vs ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)[4]
マリア・シャラポワ(ロシア)[7] vs ミリヤナ・ルチッチ(クロアチア)
ONDRASKOVA, Zuzana(チェコ) vs GARCIA, Caroline(フランス)(WC)
ジル・クレイバス(米国) vs DANIILIDOU, Eleni(ギリシャ)(Q)
チャン・ユンジャン(台湾)(Q) vs クララ・ザコパロバ(チェコ)[31]
ヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)[21] vs モニカ・ニクルスク(ルーマニア)
クリスティナ・マダナビッチ(フランス)(WC) vs 森田あゆみ
サニア・ミルザ(インド) vs クリスティーナ・バロア(ドイツ)
MAYR-ACHLEITNER, Patricia(オーストリア) vs アグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)[12]
アンドレア・ペトコビッチ(ドイツ)[15] vs ボヤナ・ヨバノフスキ(セルビア)
アナスタシア・セバストバ(ラトビア) vs ルーシー・フラデカ(チェコ)
DENTONI, Corinna(イタリア)(Q) vs MEDINA GARRIGUES, Anabel(スペイン)
ビルジニ・ラザノ(フランス) vs ジャーミラ・ガイドソバ(オーストラリア)[24]
マリア・キリレンコ(ロシア)[25] vs ココ・バンダウェイ(米国)
ビクトリア・クツゾバ(ウクライナ) vs シャネル・シェパーズ(南アフリカ)
マリーナ・イラコビッチ(ニュージーランド)(Q) vs アランツァ・ルス(オランダ)
アナスタシア・ヤキモバ(ベラルーシ) vs キム・クライシュテルス(ベルギー)[2]
※カッコ[ ]内数字はシード順位、Q:予選通過者、WC:主催者推薦出場、SE:予選免除、LL:予選敗者からの繰上