今現在バンコクで行っているレッスンではボールパースンが必ず一人がついている。
我々としてジュニアクラスに対してはボールパーソンをつける必要ないと思っているのだが、お借りしているテニスクラブの決まり、タイにある他のクラブ、タイだけではなく、東南アジア、南米を見ていて発展途上国からしたら当然な光景なのである。今更とり上げるほどのものではない。
しかし僕は自分のところのジュニア選手が当然そうにボールパーソンからボールを受け取る姿をみて危惧してならない。タイトルにあるアブノーマルというのは過剰な表現かもしれないが、我々日本人の通常の感覚からしたら標準な事ではない。言い方が悪いがボールパーソンの事を無意識に「もの」としてとらえているように見える、当然とそこには人に対しての感謝の気持ちがなにもない。僕からしたらアブノーマル→異常なさまなのである。この先彼ら達の将来に対してよいことなのだろうかと見てて考えさせられてしまう。
僕を含め、殆どの人はロイヤルファミリーや南米のカントリークラブなど、ずーとボールパーソンがついてテニスをするわけではない。いつかは日本という現実な世界に戻るのである。何度も言うように当然となってははいけない。この年代はとくにそうである。
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コメント
ところ変われば、いろいろあるんですね。
ボールを拾ってくれる方々への感謝の気持ちをもってくれるといいですね。
含蓄のあるお話ですね。
アマもプロも大人もジュニアも「感謝」を忘れないこと、
本当に大切だと思います。
「アブノーマル」っていろいろな場面でもありますね。
日常生活を振り返るいい機会になりました。
いはらさん
いはらプロにはボールパーソンついてもおかしくないですね。
tarojunさん
この年代はとても大切だと思います。
今は良いかもしれないですけどいずれ苦労します。