夏のシーズン、タフな試合の乗り越え方

夏休みも中盤に入りました。ジュニア時代のどことなく緊張しながら過ごした夏休みがとても懐かしく思います。

さてインターハイが終了し、全日本ジュニアが始まりました。

試合を観ていると、スケジュールも含めテニスって本当にハードなスポーツだなと思ってしまいますね。コンディション作り、そして維持がいかに重要であるか。

夏休みだからと言って、夏の午後の田園のゆったりした時間を過ごすことはないでしょう。どのレベルに置いても常に緊迫した、緊張した精神面でで過ごしていると思うので、この夏をどのようにして乗り越えるか若者達にメッセージを送りたいと思います。

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とにかく休みなさい。寝なさい。さもなければ動きなさい。


夏、本番でテンションが上がってしまうのはわかるが、今更筋力をつけたり心肺機能を上げようと思っていてもそれに比例して疲労も蓄積されることでしょう。今まで積み上げてきたものを出し切れるようにコンディションを維持しなさい、整えなさい。その為にはストレッチ、アイシング、マッサージ、食事、身体のメンテナンスをすること。

アイシングは怪我してたら当然、怪我をしてなくてもこれから何年も競技を続けるならば膝や肩などは短い時間でもかまわないのでルーティーンとしてアイシングするべき。

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プレー中の過剰な動きを抑えなさい

団体戦だろうが、個人戦だろうが、全中だろうが、王座だろうが、北野アートサマージュニアだろうがテニスの試合に変わりません。団体戦だからといってテンション上がって1ゲーム目からジャンプしてガッツポーズ、そんな重要なポイントではないはず。ポイントの流れを読みなさい。ムダなエネルギー消費をしないように抑えなさい。それもテクニックの一つです。?

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毛細血管を広げなさい

血液循環の悪いと栄養が行き届かなかったり、なかなか乳酸が消滅しません。その為心肺機能を鍛えるためではなく、ゆっくりでいいのでLSD(Long Slow Distance)走ること。そして身体の毛細血管を広げなさい。そしていずれ乳酸のたまらない身体を作りなさい。



取り掛かれサイエンス

エネルギーである肝臓グリコーゲンが満タンから空になるまでの時間は、強度の高い運動を続くことを想定し、1時間程度にまで短くなるでしょう。水分補給だけではなく炭水化物やナトリウムなどを補給できるパワージェルなど摂取しなさい。それらもゲーム前、1セット終了後、もしくは時間単位でルーティーンを決めて定期的に補給できるようにすること。なぜならば君のグリコーゲンは有限なわけだから。



最後に

皆さんの健闘を祈ります。


コメント

  1. ミスター長嶋 さん : 2014.08.10

    先日は江坂にて英樹さん、塚田くんとお会い出来てとても嬉しく思います!
    そしてオシャレで、いつもエネルギー頂きます。
    またトレーニング頑張ってください!負けずに身体鍛えて行きます!

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  2. ラッキーラビット さん : 2014.08.11

    良いアドバイスを有難うございました。
    私は超シニアですが、参考になりました。
    元気で続けられるように、頑張ります。

    返信

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