京都からです。はやいもので夏終盤にはいりました。
バンコクのAPF Academies、プレーヤーズクラス出身の、町田亮が全日本ジュニア18歳以下でタフな試合を勝ち上がりベスト8までいきました。地域ジュニア、インターハイ、全日本ジュニアとよくコンディションを整えて戦いぬきました。
準々決勝はちょうどタイミング良く試合を観ることが出来たのですが、相手に圧倒され敗退しました。自分もジュニア時代やプロになってからも試合中にガチガチになって敗退したということが多々あったなと当時の心境を思いながら試合を観戦していました。
「名前負けした」「シード選手だから…」なんてよく聞きますよね。今後自分よりもレベルが上の選手とどのようにして戦うかを亮を含めこれからチャレンジする選手達にメッセージを送りたいと思います。?
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あせらず時間をかけなさい
故意的な遅延プレーはいけませんが、焦って試合をすすめる必要はありません。また何か自分が打開策を模索しているというアクションを相手に伝わるようにしなさい。一番いけないのは負けているのに、相手のペースで淡々と試合をすすめてしまうこと。
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ボールを見極めなさい
トップのプレーヤーと対戦して一番恐怖に感じるのは相手のオフェンス力ではなくディフェンス力です。序盤に自分のポイントパターンが通じなくても、それ以上に無理して攻めてはいけない。勿論消極的にもなってはいけない。
トッププレーヤーは攻めるだけではなく、相手に「プレーをさせる」こともさせます。攻めさせられていることに気づくこと。少ないチャンスをものにするために神経を研ぎ澄ませじっくり攻めなさい。そしていつか崩れる。
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脈拍を戻しなさい
脈拍が通常より速くなるので脈拍が戻るまでは余計なことしない。そして意識的に脈拍を落とすことが大切です。息を吐いて吸うまずは意識的に深呼吸しなさい。
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センターを狙いなさい。
通常の試合のように脈拍が戻るまでは、思うように細胞に酸素が届かず、微妙にサイドアウトやネットをすることでしょう。アンフォースドエラーをしてはまずは上位のプレーヤーに勝てません。まずはリズムを取り戻すまでは真ん中に打ちなさい。サイドではなくロングのアウトをするようにしなさい。
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最後に
蒔いた種しか実らない。?練習してきたものしか試合に出せない。オーバーパワーにならないこと。