僕の理想としている中の一つが実現できたといっていいでしょう。
朝起きて枯渇した身体にすぐに吸収できる栄養をいれる。0時限授業もありすぐに朝食をとることができないので、空腹に対しての「間食」としても効果的でした。
練習後すぐにリカバリーさせる。ボールを打ち終わり、ラケットをおいてすぐに向かうのはプロテインを飲むことです。これを徹底しました。
シェイカーの水を250ml入れ、計量スプーンでプロテインをいれる。毎日同じ時間に飲む。こういう行為を早いうちからジュニア選手に習慣化させたかったのです。
そうすることによって怪我のリスクも減りより多くの時間を大好きなテニスに打ち込めるわけですからね。
飲んだだけでは自己満足、そしてどのような効果があったか。
やはり今回のキャンプで一人も病院に行かなかった、というよりも免疫力低下からの体調を崩した選手というのは一人もでませんでした。これは今までのキャンプ史上で希です。病院、海外保険にお世話にならなかったのは初めてかもしれません。
プロテインだけではない、そこにはいろいろな要因が含まれる
もちろんプロテインだけで得た結果ではありませんが、一つの大きな要因と言ってもいいでしょう。
プロテインを飲む → 免疫力が下がらない → よって体調崩す選手がでなかった。
もちろん食事をちゃんととったうえであり、他にも要因は多くあります。よって因果関係とまでは言い切れませんが、とても大きな役割を果たしてくれたと言っていいでしょう。
でも皆さん、僕が理想なんてここで言っていますが、これって団体スポーツでは普通に取り組んでいることなのです。
奈良選手の練習後です。良質な習慣を実現している代表的な選手と言っていいでしょう。
個人スポーツであるテニスは個々の管理の下で動くことが多いので選手も取り組める環境がないという理由があがりますので、できるだけこういう環境がある、行為がある、アプローチがあるなどをこれからも伝えてあげたいと思います。
次回はなぜこのように実現できたか具体的にお伝えしたいと思います。