速いボールを打つことは勿論必要であるが、ただ使い方を間違えてしまうと、速いボールを打てることが、デメリットになってしまう時もある。その理由を下記に3つ上げてみた。
打つたびに確率が下がる
間違ってはいけないのが遅いボールが良いわけではない。速いボールを打つがために確率を下げてしまうことが良くないと言うこと。
確率を落とさず、その中で速いボールを打つこと。常に速いボールを打つ選手はどうしても確率とのトレードオフをしてしまっている選手が多い。軌道をイメージすることがとても重要となる。
なので一定の確率で打てるならば、その少しだけスピードを上げ確率が下がらないようにする。それを維持しながら少しずつそのスピードのレベルを上げていくことを目指していく。
相手を外に出せない
ボールとラケットの接点が単純に真後ろになってしまうので、相手を外に出せない。その為相手の体勢を崩せずにすぐにニュートラルの状態に戻されてしまう。打つ回数が多くなってしまう。必然的に確率が下がってしまう。
またこれも真後ろを叩いてしまっているので距離のコントロールも難しい。結果中盤から後半にかけて、また緊迫した状況においてボールをふかしてしまい距離の調整をより難しくしてしまう。
速いボールは実は返球しやすい
速いボールを打つ選手同士の試合では、一見のノーガードの打ち合いで凄まじい試合に見える。しかしここは速くて軌道の低いボールなのでお互いに打ちやすいボールを相手に打ってしまっている。しかしお互い速いボールなのでどちらかのアンフォースドエラーでポイントが終わってしまう。その為、お互い続けてポイントが取れないのでどうしても試合が長引いてしまう。
最後に
速いボールは勿論必要です。だからこそ必要なときに打てるようにしましょう。それ以外はムダ打ち(エネルギーの無駄使い)はせずに!
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