関東ジュニアから一夜明けてジュニアアカデミーの練習を再開しました。
関東ジュニアに参加したジュニア達は、怪我をしている井上陽を除いて全員が参加。
今後の指導方針として練習内容・方向性については変更する予定はありませんが、
何かしらのプラスアルファーをしていかなくては結果を出すことは難しいと思います。
練習時間を増やしたり、ボールを打つ数も今以上にすることは考えにくいので、気持ちの入ったショットを打ち、限りなく試合で一番大切な場面を想定して練習を行い、有効な時間を使うということが今後のアカデミーの鍵となるということを話し合いました。
ぶっちゃけ今は、皆がへたくそだから試合に勝てないわけで強い選手に勝つためには、調子が悪くて落ち込んだり、言い訳している暇があったら、一球でも多くのボールを打って上達を目指すことが先決。
今まではそれが真逆の行動が多く、上手くいかなかった事にめげてしまったり、強い選手が目の前でプレーしていても見向きもしなかたり、勝てるはずのない行動が目立っていまっていました。
動けない、テニスを知らない、ショットがないでは勝てるはずないわけで、我々コーチ陣もそのことを見過ごして来てしまっていた事を深く反省し、本人達に1ポイントでも多く取って勝利してもらうために甘い考えは一切捨てて行くことを誓い、本人達にもそのことを伝えました。
やる気が出なかったり、チャレンジ出来そうもない日は途中でも家に帰って自分の好きな事をして体と心を休めれば良いですし、そんな日はお互いにとって時間の無駄だし、得るものもないでしょう!
こちらが怒鳴り散らして無理やりやらせる方法も一つですが、最終的に本人がやる気にならなければ良い結果は望めないと思い、それよりもやる気を出せるような緊張感ある環境を作り出して切磋琢磨出来るようなシステムを目指して行くことを選びました。
ミーティングの後のアカデミー練習は、今までで一番の自主性があり、いつもタラタラ走っているランニングも競争になり、気持ちが入ってボールを打っていたため自然と声が出るようになっていました。
これが本来の練習と言えると思いますし、今日のような練習を積み重ね必ず結果を出せるよう全力で行きたいと思います。