インド ダブルス決勝

昨日のダブルス準決勝は、シングルスで敗れたKADHE (IND) とTHAKKAR (IND) (第1シード)ペアーとの対戦でしたが、7-6(6)、 6-1でシングルスとは真逆のスコアで勝ちました。

途中シングルスと同様に勇紀チームにとって、一度コールされた審判のジャッジが相手のアピールによって変わってしまうという不利な判定がありましたが、シングルス準決勝での反省を活かして、そこからスーパーファイトで勝ちきりました。

そして、今日は決勝があり、LAM (HKG) / LIU (CHN) )(2) ペアーに6-3、6-1で勝利し、見事優勝!

はじめ、パートナーのGAO(中国)が決勝を意識したのか、明らかに硬くなり、昨日と違うプレーでしたが、いたって冷静だった勇紀と段々プレーが噛み合い出して、一度は1-3でリードせれてしまいましたが、そこから逆転して6-3、6-1と特に大きな山場もなくあっさり優勝する事が出来ました。

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前半戦、シングルス第?シードの風格をだしてガンガン攻めて勇紀を引っ張ってくれたGAO選手と準決勝、決勝と実に冷静だった勇紀のコンビは今回初めて組んだダブルスとは思えないバランスのとれたチームだったと思います。

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勇紀優勝おめでとう!
女子は、アメリカを拠点として日本ナショナルチームで頑張っているOKUNO, Ayaka (JPN) ちゃんが優勝!今回会ったのがはじめてでしたが、アメリカンだけど、大阪おばさん(笑)ぶりを見せてくれて楽しかったです。テニスも豪快なので将来がとても楽しみの選手です。

シングルス優勝は、次回のお楽しみということにして、今回獲得したポイントにより500位近くだったランキングも200位近くになる事が予想され、100位以内(グランドスラム大会)が少し近づいてきました。

とはいうものの、ここからが本当の勝負であり、厳しくもなっていくので今まで以上に気を引き締めて努力していかなくてはなりませんが、勇紀本人が具体的に今の自分に必要な事を理解し、感じる事が出来たという事が今大会、最大の収穫だったと思います。

そして、インドという国から(ボールボーイはだし、テニスコーチはだし、路上で多くの人間が睡眠、毎日カレー三昧(笑))も今の環境に対して、今までのテニス人生、そしてこれからの自分がやるべき事など多くの事を学んだように思います。

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今回は、勇紀と一緒に遠征する事が出来た事、彼の成長を目の前で見れる事は自分にとっても最高の財産であり、これは、ITA体制に理解あるスタッフがあってこそだというまでもありませんが、今度はアカデミー生の中から、このステージで活躍できるような選手を育てて行きたいと強く思います。

ご協力頂いている多くの方に感謝したいと思います。


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